カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の1stラウンドが16日に終了。W杯ストレートインの10チーム及び、プレーオフに進出する12チームが決定した。
今回の1stラウンドは、55チームを10個のグループに分けて2021年3月から同年11月までの約8カ月間の日程で開催された。
各グループの首位のみに与えられるストレートインの権利を得たのは、2018年ロシアW杯王者で、先のUEFAネーションズリーグも制したフランスやスペイン、ドイツ、イングランド、クロアチア、ベルギー、オランダの常連7チームに、それぞれイタリア、ポルトガルを破ったスイスとセルビア、デンマークの3チームとなった。
◆3枠巡るプレーオフは強豪揃い
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また、2ndラウンドとなるプレーオフに進出したのは、前述のユーロ王者イタリア、ポルトガル、スウェーデン、ウェールズとスコットランドのイギリス勢らグループ2位の10チーム。
さらに、各グループの2位以下でUEFAネーションズリーグ2020-21の戦績上位2チームに与えられる2枠には、グループE3位のチェコとグループF4位のオーストリアが入った。
11月26日に組み合わせ抽選会が開催されるプレーオフは、A~Cまでの3つのパスに分かれ、それぞれシングルマッチ形式の準決勝と決勝を勝ち抜いた3チームに本大会の切符が与えられる。
なお、成績上位6チームはシード扱いとなり、準決勝をホームで戦うことが可能。試合日程は2022年3月24日、25日に準決勝、同28日と29日に決勝が行われる予定だ。
◆本大会出場10チーム(グループ首位)
セルビア
スペイン
スイス
フランス
ベルギー
デンマーク
オランダ
クロアチア
イングランド
ドイツ
◆プレーオフ進出12チーム(グループ2位)
▽シード
ポルトガル
スコットランド
イタリア
ロシア
スウェーデン
ウェールズ
▽ノーシード
トルコ
ポーランド
北マケドニア
ウクライナ
オーストリア※
チェコ※
※UEFAネーションズリーグ戦績上位