ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、盟友リオネル・メッシを抜き、ワールドカップ(W杯)南米予選最多得点者に浮上した。アルゼンチン『TyC Sports』が報じている。
ウルグアイは29日、敵地で行われたカタールW杯南米予選のチリ代表戦を2-0で勝利。すでに本大会行きを決めていたが、この最終節の勝利によってエクアドル代表を抜き3位で今予選を終えることになった。
FWエディンソン・カバーニの負傷によって前半半ばに途中投入となったスアレスは、79分に右CKの流れからDFロナウド・アラウホが競り勝ってゴール前に浮いたボールを見事な右足のバイシクルシュートで合わせ、先制点を記録。チームの勝利に大きく貢献した。
さらに、このゴラッソはスアレスにとってW杯南米予選での通算29点目となり、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(28点)を抜き、単独での最多得点者となるメモリアルなゴールとなった。
なお、スアレスとメッシ共にカタールW杯終了後の代表引退が濃厚と見られており、3位に位置するボリビア代表FWマルセロ・モレノ(22点)も今年6月に35歳になることを考えれば、この記録はしばらく破られることはないはずだ。
ちなみにW杯南米予選トップ10は以下の通り。
◆W杯南米予選通算得点ランキング
1.ルイス・スアレス/ウルグアイ 29点(62試合)
2.リオネル・メッシ/アルゼンチン 28点(60試合)
3.マルセロ・モレノ/ボリビア 22点(58試合)
4.アレクシス・サンチェス/チリ 19点(52試合)
5.エルナン・クレスポ/アルゼンチン 19点(33試合)
6.マルセロ・サラス/チリ 18点(32試合)
7.エディンソン・カバーニ/ウルグアイ 18点(48試合)
8.イバン・サモラノ/チリ 17点(23試合)
9.ホアキン・ボテロ/ボリビア 16点(30試合)
10.アグスティン・デルガド/エクアドル 16点(31試合)
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