★W杯王者フランス、UNLでW杯前に対戦するデンマークを警戒「明らかにグループで最強の敵」
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2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)を制したフランス代表のディディエ・デシャン監督が、カタールW杯の抽選結果にコメントした。フランス『レキップ』が伝えた。
2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)を制したフランス代表のディディエ・デシャン監督が、カタールW杯の抽選結果にコメントした。フランス『レキップ』が伝えた。
1日、カタールのドーハでカタールW杯の組み合わせ抽選会が行われた。
ポット1に入っているフランスはグループDに入り、デンマーク代表、チュニジア代表、そしてアジアと南米の大陸間プレーオフの勝者と同居することが決まった。
デンマークは昨年行われたユーロ2020でベスト4に入った実力国。さらに、フランスは2022-23のUEFAネーションズリーグでリーグAのグループ1に入り、デンマークと同居。W杯前に異例の対戦が実現することとなった。
デシャン監督は、W杯の抽選結果についてコメント。「まずは受け入れる」と語り、カタールW杯の戦い方を考えるとした。
「まずはこのドローを受け入れる必要がある。もっと簡単だったかもしれないし、もっと大変だったかもしれない。色々とコメントすることはできるだろう」
「我々はデンマークをよく知っており、6月と9月に行われるネーションズリーグの2試合で、さらによく知ることができるだろう」
「また、プレーオフで6月まで決まらない未知のものがある。そして、しばらく対戦していないチュニジアもいる」
「(W杯では)11月22日、26日、30日にプレーすることは既にわかっている。スケジュールがどうなっているかは重要かもしれない。その幅はかなり広い。午後1時から10時まで試合がある。これについて少し考える」
またデンマークと同居したことについてもコメント。ネーションズリーグでの対戦は分析できるとしながらも、警戒を怠らなかった。
「この2試合は分析対象となる。お互いを知るチャンスが増えるだろう。しかし、彼らも利益を得ることになる。ネーションズリーグではどうなるか分からない。違う可能性もある」
「最後の対決は2カ月前の9月だ。通常は、ワールドカップの前に対戦国と相対することはない。これが今回の特徴だ」
「彼らは明らかにグループで最強の敵となる。ユーロの準決勝に進出しており、FIFAランキングも11位だ。デンマークはドイツより上にいる。リスペクトしているよ。いつものように、我々の分析において、最大限真剣に相手を見る」
2022年4月2日(土)12:07