★日本人は男女合わせて山下良美さんのみ!カタールW杯で史上初の女性審判員が採用
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国際サッカー連盟(FIFA)は19日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む審判団を発表した。
今年11月に開幕を迎えるW杯。
国際サッカー連盟(FIFA)は19日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む審判団を発表した。
今年11月に開幕を迎えるW杯。今大会を担当する主審36名、副審69名、VMO(ビデオ・マッチ・オフィシャル)24名が発表された。
この合計129名は、FIFAの審判委員会が選定。各国の実力ある審判員が選ばれた中、男子のW杯として初めて女性の審判員が6名選ばれた。
その6名は、主審3名と副審が3名。主審には、日本の山下良美さんも選ばれるという快挙を成し遂げた。なお、フランス人のステファニー・フラパールさんと、ルワンダ人のサリマ・ムカンサンガさんが主審として選ばれ、副審にはブラジルのノイザ・バックさん、メキシコのカレン・ディアス・メディナさん、アメリカのキャサリン・ネスビットさんが選ばれている。
山下さんは2021シーズンにJリーグで初めて主審を務めたことでも知られ、今シーズンはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で初の女性主審として試合を担当するなど、日本のみならず世界に通じる審判員として知られている。
また、フラパールさんは、世界的に知られた女性主審で、2019年のUEFAスーパーカップの主審を担当したほか、カタールW杯欧州予選でも試合を担当。UEFAチャンピオンズリーグでも、2020-21シーズンに史上初となる女性審判として担当していた。
そしてムカンサンガさんは、東京オリンピックでも主審を担当したほか、今年行われたアフリカ・ネーションズカップ(AFCON)では史上初の女性審判として試合を担当している。
なお、今大会に派遣される日本人審判は山下さんのみ。男性審判員は1人も選ばれなかった。
2022年5月20日(金)13:05