★U-20女子W杯MVPにも浜野まいかは謙虚「もっと成長したい」 現地ファンの声援には「目が温かった」
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U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)のFW浜野まいか(INAC神戸レオネッサ)が1日、U-20女子ワールドカップ(W杯)を終えての帰国報告会見に出席した。
U-20日本女子代表は現地時間8月10日から28日にかけてコスタリカで行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)に参加し、準優勝という成績を収めた。
U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)のFW浜野まいか(INAC神戸レオネッサ)が1日、U-20女子ワールドカップ(W杯)を終えての帰国報告会見に出席した。
U-20日本女子代表は現地時間8月10日から28日にかけてコスタリカで行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)に参加し、準優勝という成績を収めた。
グループステージでは、オランダ、ガーナ、アメリカを破り、3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。ノックアウトステージではフランス、ブラジルを下して決勝進出。大会史上初の連覇を目指したファイナルではスペインに敗れ、惜しくも世界一には及ばなかった。
浜野は4得点1アシストでシルバーブーツを獲得。大会MVPにあたるゴールデンボールにも選ばれた。日本選手としては2016年大会の杉田妃和に次いで2人目の受賞となった。
会見では日本のファンや現地サポーター、家族などの関係者への感謝を口にした浜野。時に池田太監督に目で助けを求めるなど、年相応のあどけなさも見せつつ、W杯開催期間中の1カ月はこれまでの人生の中でもっとも濃かったと振り返っている。
そんなピッチ外の様子とは異なり、ピッチ内では劣勢の時間でもあまり動じていなかったと、頼もしい言葉も。準々決勝では一時逆転となるゴールも決め、交代となる延長戦111分までスプリント。準決勝でも試合終盤に決勝点を挙げた殊勲の浜野は、それでも謙虚にさらなる向上心を示している。
「前のポジションをやっているからか、怖さっていうのはあまりなくて、点を決められてもフランス戦では勝ち切ることができてとても自信になりました。次の試合(ブラジル戦)で失点した時も、負ける怖さっていうのはあまり感じなかったけど、一対一の強さ、(自身の)フィジカルの強さっていうのは劣っていて少し怖いなとは感じましたけど、ほかの部分で、みんなと協力して勝つことができました」
「この大会で自分自身の技術であったり、フィジカル面の足りなさをすごく感じました。なでしこジャパンで世界一になるためには、世界中の誰よりも努力してもっと日々成長しないといけないと感じたので、自チームに帰っていろんな偉大な先輩から話を聞いてもっともっと成長したいと感じました」
試合中は虎視眈々とゴールを狙うハンターだが、ピッチ外では独特の雰囲気を醸し出す浜野。MVPと発表された際にはブラジル選手から盛大に祝福された18歳は、ホームのようになった決勝戦の雰囲気を含め、コスタリカのファンに対して独特の表現で感謝を述べた。
「1試合ごとに観客席(の空席)が見えなくなってきました。試合中に相手チームが持った時にブーイングが起こっちゃったり、日本が持っているときに応援してくれたりウェーブが起こっちゃったり、目が温かったです」
2022年9月1日(木)16:45