★日本と第2戦で戦うコスタリカ、パスポート問題で最後のテストマッチのイラク戦が突如中止に
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カタール・ワールドカップ(W杯)前の最後のテストマッチを予定していたコスタリカ代表だったが、突如中止となったことを発表した。
日本代表とも同じグループEに入っているコスタリカ。
カタール・ワールドカップ(W杯)前の最後のテストマッチを予定していたコスタリカ代表だったが、突如中止となったことを発表した。
日本代表とも同じグループEに入っているコスタリカ。17日にはイラク代表との本大会前最後のテストマッチが予定されていた。
しかし、この試合が当日に突如中止に。コスタリカサッカー連盟(FCRF)が理由を説明した。
クウェートでトレーニングキャンプを行っていたコスタリカは、試合のためにイラクへと移動。しかし、国境で問題が起きた。
当初、コスタリカはイラクに入国する際にパスポートにスタンプが押されないという合意がイラク政府となされていたとのこと。これは、イラク入国の証明が、後に他の国へ入国する際の制限の対象になる可能性があるための措置だった。
しかし、その合意とは裏腹にパスポートにスタンプがなければ入国できないということとなり、コスタリカは中止を決めたという。
FCRFのスポークスパーソンは「公式にイラク戦が中止したことを伝えた。パスポートにスタンプを押さないという合意が尊重されなかった。そのため、イラクに入国せず、試合をキャンセすることが決定した」と報告している。
コスタリカは、23日にスペイン代表とのW杯初戦を迎える中、最後のテストができないという計算外の事態に巻き込まれることに。政治の問題が絡んでくることは残念だが、調整の場を失ったことがコスタリカにどう影響するだろうか。
2022年11月18日(金)1:15