★vol.24/カナダ代表【カタールW杯出場国ガイド】36年ぶり出場を導いたのは異色経歴の指揮官

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11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップ(W杯)がカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。

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11月20日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップ(W杯)がカタールの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘をより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。24カ国目は、カナダ代表を紹介する。

◆カナダ代表
監督:ジョン・ハードマン
主将:アティバ・ハッチソン
予選成績:8勝4分け2敗
W杯出場数:9大会ぶり2回目
W杯最高位:グループステージ敗退
FIFAランク:41位

◆大会初得点、初勝利を
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36年ぶりに本大会の出場権を獲得したことが話題をさらったカナダ。東京オリンピックでは女子が金メダルを獲得しており、続けざまの快挙に国全体のサッカー熱が高まっている。

指揮官のジョン・ハードマン監督は異色の経歴の持ち主だ。2007年、2011年にニュージーランド女子代表を率いてW杯出場を決め、2012年、2016年にはカナダ女子代表を率いて2大会連続の銅メダルを獲得。男子代表には2018年から就任し、カタールへの切符をもたらしたことで、史上初めて男子と女子の代表チームをW杯へ導いた指揮官となった。

若くしてバイエルンの主軸を担うアルフォンソ・デイビスや、リーグ・アンで9得点を挙げて得点ランキング4位タイにつけるジョナサン・デイビッド(リール)などの欧州組に加え、国内組ではメジャーリーグ・サッカー(MLS)に参加するCFモントリオールから最多の6名が選出されている。

北中米カリブ海最終予選を首位通過した赤い彗星だが、直近のテストマッチでバーレーン代表と引き分け、日本代表戦も辛勝。難敵ぞろいのF組では厳しい戦いを強いられそうだ。とはいえ、自国を含む2026年の共同開催へ向けても爪痕を残しておきたいところ。1986年の前回出場時は無得点未勝利に終わっているため、初得点・初勝利にも期待が膨らむ。

◆超WS的注目プレーヤー
FWアルフォンソ・デイビス(バイエルン)
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同国代表の最年少出場記録を持つ、22歳にしてチームの中心となる選手。クラブではサイドバックが主戦場だが、代表では登録ポジションからも推察されるように、前線で起用されて爆発的な突破力で攻撃を牽引している。ただ、今月頭に右ハムストリングを負傷し、直近の日本代表戦も大事をとって欠場。回復の度合いが気がかりだ。

◆登録メンバー
GK
1.デイン・セント・クレア(ミネソタ・ユナイテッド/アメリカ)
16.ジェームズ・パンテミス(CFモントリオール)
18.ミラン・ボルヤン(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア)

DF
2.アリスター・ジョンストン(CFモントリオール)
3.サム・アデクグベ(ハタイスポル/トルコ)
4.カマル・ミラー(CFモントリオール)
5.スティーブン・ヴィトーリア(シャヴェス/ポルトガル)
22.リッチー・ラリア(トロントFC)
25.デレク・コーネリアス(パネトリコス/ギリシャ)
26.ジョエル・ウォーターマン(CFモントリオール)

MF
6.サミュエル・ピエット(CFモントリオール)
7.ステファン・エウスタキオ(ポルト)
8.リアム・フレイザー(ダインゼ/ベルギー)
10.デイビッド・ホイレット(レディング/イングランド)
13.アティバ・ハッチンソン(ベシクタシュ/トルコ)
14.マーク=アンソニー・ケイ(トロントFC)
15.イスマエル・コネ(CFモントリオール)
21.ジョナサン・オソリオ(トロントFC)
23.リアム・ミラー(バーゼル/スイス)
24.デイビッド・ウォザースプーン(セント・ジョンストン/スコットランド)

FW
9.ルーカス・カバリーニ(バンクーバー・ホワイトキャップス)
11.タジョン・ブキャナン(クラブ・ブルージュ/ベルギー)
12.アイク・ウグボ(トロワ/フランス)
17.サイル・ラリン(クラブ・ブルージュ/ベルギー)
19.アルフォンソ・デイビス(バイエルン/ドイツ)
20.ジョナサン・デイビッド(リール/フランス)

◆グループステージ日程
▽11/23
《28:00》
vsベルギー代表
@アハマド・ビン・アリ・スタジアム

▽11/27
《25:00》
vsクロアチア代表
@ハリーファ国際スタジアム

▽12/1
《24:00》
vsモロッコ代表
@アル・トゥマーマ・スタジアム

2022年11月19日(土)22:22

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