クラブ批判のインタビューが物議を醸したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、サプライズで記者会見に出席して、騒動に言及した。イギリス『BBC』が伝えた。
カタール・ワールドカップ(W杯)が5大会連続の出場となるC・ロナウド。年齢を考えれば、これが最後のW杯の舞台となる可能性が高い。
そのC・ロナウドは、大会前に公開されたインタビューで、所属のマンチェスター・ユナイテッドを痛烈批判。また、エリク・テン・ハグ監督やかつてのチームメイトであるウェイン・ルーニーを批判するなど、その内容が物議を醸していた。
一方で、本人はどこ吹く風。現在はポルトガル代表に集中しており、騒動も意に介さない様子を貫いている。
そのポルトガルは、24日に初戦を迎え、グループH第1節でガーナ代表と対戦する。21日に記者会見を行った中、キャプテンであるC・ロナウドがサプライズで登場。自身のインタビューについて言及した。
「僕の人生において最高のタイミングは、常に僕のタイミングだ」
「他の人がどう思うかを考える必要はない。僕は自分が話したい時に話す。選手たちは長年僕のことをよく知っているし、僕がどんな人間かも知っている」
「飢えていて集中している野心的なグループだ。だから、インタビューがドレッシングルームの集中力が揺らぐことはない」
様々な報道がされている中で、ポルトガル代表には影響を及ぼしていないというC・ロナウド。自身のコンディションも問題なく、ポルトガルが今大会で何かを残せると感じているようだ。
「コンディションは万全で、回復もし、トレーニングも万全だ。ワールドカップを最高の形でスタートする準備ができている」
「このポルトガル代表には素晴らしい可能性があると感じている。確実に勝つことができると思うけど、次の試合に集中する必要がある。だから、ガーナ戦に焦点を当て、勝利を得て、そこから前進していきたい」
「最終的に誰が最高のチームかは分かるだろう。僕はポルトガルがこのワールドカップで最高のチームであると信じている。でも、それをピッチで示す必要はあるね」
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