★「失望感」ドイツと引き分けたスペイン、指揮官が日本戦に意気込む「目標は首位通過」

Getty Images
スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、ドイツ代表戦について振り返った。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。

記事全文

スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、ドイツ代表戦について振り返った。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。

27日、スペインはカタール・ワールドカップ(W杯)グループE第2節でドイツと対戦した。

スペインは初戦で7ゴールの大勝を収め、勝てばグループステージ突破をほぼ決められる試合に。一方のドイツは、敗れれば突破がとても難しい状況となった中で迎えた。

試合は強豪国同士の拮抗した展開となると、なかなかゴールが生まれずに後半へ。すると62分にアルバロ・モラタがネットを揺らしてスペインが先制する。

敗れれば敗退の危機が高まるドイツ。すると83分にニクラス・フュルクルクがネットを揺らして同点に。その後は得点が動かず、1-1の引き分けに終わった。

試合後、ルイス・エンリケ監督は「ドイツ戦で勝てるチャンスがあったにも関わらず、最後の数分で勝てなかったというのは不思議な感覚だ」とコメント。「2試合の後、我々は死のグループをリードしている」と、首位に立っているという事実が大事だとした。

また「目標はグループで首位通過を果たすこと、すでに示したことを確認することだ」と語り、第3戦でしっかり首位を目指すと意気込んだ。

試合については「我々がなんとかリードしたが、ドイツのパニックに付き合ってしまった。そして両者のやり合いが始まった」と語り、「正確さと冷静さが足りず、自分たちの望むところへ試合を持っていけなかった」とコメント。「落ち着くのは難しいが、我々は少し地に足をつけ、冷静さが欠けていた」と、相手に付き合い、冷静に判断してプレーできなかったとした。

チームの雰囲気についても「失望感。それがドレッシングルームで感じられたものだ。ただ、正直に言って負けていたかもしれない」とコメント。逆転される可能性もあったとした。

ターニングポイントとなった点については、1-0とリードした後にマルコ・アセンシオが決定機を逸したシーンをあげ「決定的なものになっただろうと思う」とコメント。それでも「ドイツは強豪国であり、このワールドカップで優勝する可能性を否定する人はいない。我々は彼らと互角に戦ってきた」と、相手は強豪であり変わらず優勝候補であるとした。

スペインは12月1日に第3戦で日本代表と対戦。グループステージ突破を目指す。

2022年11月28日(月)11:10

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
マルセイユを直接叩いて6ポイント差に…PSG指揮官が胸を誇る 「彼らよりも上なのを示した。とても良い週末に」
PSGがルイス・エンリケ監督と2027年まで契約延長へ
メッシの圧巻ハットで大量6ゴールのアルゼンチン代表が首位キープ! ブラジル代表、コロンビア代表も4発快勝【2026年W杯南米予選】
「肉体的には一緒にいないが、確かに彼女は毎日そこにいる」…ルイス・エンリケ監督が9歳で逝去した愛娘への思い語る
「君のそばで楽しめたのは特権」チャビ氏らバルセロナ時代の同僚が引退発表のイニエスタにメッセージ、“MSN”も「一緒にプレーできて光栄だった」
戻る
© livedoor