歴史的な勝利の夜でも、これまで通りの活動が行われた。
1日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループE最終節で日本代表はスペイン代表と対戦した。
グループ首位のスペインに対し、2位の日本は負ければ敗退。引き分けの場合は他会場次第という状況で、前半にアルバロ・モラタにゴールを許した。だが、ビハインドで迎えた後半直後に堂安律、田中碧のゴールで一気に逆転。そのまま、逃げ切って首位で決勝トーナメント進出を決めた。
グループステージではジェットコースターのような心境を味わうことになった日本のサポーター。歓喜に沸く中でも、現地のファンは試合後に好例となったゴミ拾いを行っていた。
イギリス『サン』は「絶頂の中でも、上品な日本のファンが時間を作って祝賀会の前に清掃活動を行った」と紹介。併せて「カタールの日本のファンに多大な敬意を表します。彼らがしたことは言葉にできないほど驚くべきことです!」といったファンのコメントも紹介している。
日本サポーターの影響を受け、他国のファンにも浸透し始めたスタジアムのクリーン活動。最終的には各個人がスタンドにゴミを残さず、清掃の必要すらなくなることを願うばかりだ。
【写真】劇的なスペイン戦後でもこれまで通りゴミ拾いをする日本のサポーター
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