フランス代表のFWキリアン・ムバッペが、ポーランド代表戦を振り返った。フランス『レキップ』が伝えた。
4日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のフランスvsポーランドが行われた。
連覇を目指すフランスは試合を優位に進めると44分にオリヴィエ・ジルーが先制。1-0でリードして迎えた後半には74分にムバッペが追加点を奪うと、91分にもゴールを決めてダメ押し。ポーランドは最後にロベルト・レヴァンドフスキがPKを決めたが、3-1でフランスが勝利した。
今大会3度目のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたムバッペが、今大会初めてメディアの前に登場。これまで姿を現さなかった理由を明かした。
「僕はジャーナリストはみんなに対して何もしなかった。僕は常に自分のプレーに集中する必要がある。他のことでエネルギーを失いたくないし、これまで姿を出さなかった」
「でも、そのためにサッカー連盟が罰金を取られる危険性があると聞いた。だから、僕は個人的に支払おうと思う」
また、チームのベスト8進出については素直に喜びのコメントを残した。
「準々決勝に進出できてとても嬉しい。簡単な試合ではなかった。難しいチームと対戦したけど、重要な場面でゴールを決めることができた」
「前半は苦しい場面もあったけど、上手くコントロールできたと思う」
「冒険が続くことを嬉しく思う」
ただ、まだまだ目標からは遠いと語り、改めて連覇に意気込みを語った。
「これは僕にとって夢の舞台だ。この大会のためにシーズンを組み立て、フィジカル的にもメンタル的にも準備をしてきた」
「でも僕たちが設定した目標、そして僕も目指す優勝という目標にはまだ遠い」
ここまでの活躍を見れば、バロンドールの受賞も夢ではないムバッペ。ただ、バロンドールは目標ではないとし、あくまでもW杯優勝を目指すとした。
「正直に言って、僕の唯一の目標はW杯で優勝することだ。それが僕の夢。それが唯一の夢なんだ。だから、僕がここにいる理由だ」
「もちろん、それを獲得できたら、僕は幸せだよ」
【写真】4年前の前回大会と完全一致!? ムバッペのパフォーマンス