ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの姉であるカティア・アヴェイロさんが、弟について言及した。
10日、カタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝で、ポルトガルはモロッコ代表と対戦した。
今大会のダークホースとして予想を超える躍進を見せるモロッコ。アフリカ勢として初めてベスト4入りを目指す中、ポルトガルも悲願の優勝に向けて勝ち上がりたいところだ。
この試合もベンチスタートとなったC・ロナウドだったが、チームは前半に失点。すると51分と早い段階でピッチに立つ。
トップに入ったC・ロナウドはマークを引きつけるも、周りの選手が効果的なプレーはできず。終盤にはスルーパス1本に抜け出しシュートを放ったが、これもGKボノに止められてしまった。
結局、大きな見せ場を作ることなく、チームも敗戦。ベスト8で姿を消すこととなった。
現在37歳、今大会が最後のW杯とも見られているC・ロナウド。しかし、アヴェイロさんはインスタグラムのストーリーズで「41歳は人生の盛りにある」と投稿。C・ロナウドは2026年のW杯に出るとなると41歳という計算になり、次も弟のプレーに期待するという憶測も出ている。
一方で、続くストーリーズでは「ポルトガルはW杯以上のものを失った」とつづり、「ネズミ(低レベルなクラブの活動家)の集団が、スイスの勝利をC・ロナウドに対する勝利と祝った時、W杯を失うことになった」とし、「代表チームには団結力がない。国ではあるけど、ポルトガルには教訓がまだない」と綴り、C・ロナウドをスタメンから外してラウンド16でスイス代表に大勝した際に、C・ロナウドを排除しようとした動きに皮肉を綴った。
果たしてC・ロナウドはどのような決断を下すのか。W杯が終了し、マンチェスター・ユナイテッドを退団したために現在はフリーの状態。所属クラブ探しを含めて、どんな決断をするのかは注目されるはずだ。
【写真】アヴェイロさんが弟のC・ロナウドと2ショット