日本代表の軌跡を思い起こすことができそうだ。日本サッカーミュージアムでは、9日からカタール・ワールドカップ(W杯)に関する展示物が公開されている。
サッカー日本代表はカタールW杯のグループステージ初戦でドイツ代表を撃破。続くコスタリカ代表には敗れたものの、スペイン代表にも逆転勝ちを収める快挙を成しえた。ラウンド16ではクロアチア代表にPK戦で敗れ、史上初のベスト8進出は達成できなかったが、国内のみならず世界にも大きな感動を与えた。
新たに展示されるのは日本のユニフォームのほか、サイン入りのドイツのユニフォームやマヌエル・ノイアー、ルカ・モドリッチのユニフォームなど。試合球や吉田麻也のサイン入りキャプテンマーク、 権田修一が獲得したプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)のトロフィーといった、普段はお目にかかれない貴重なものも公開される。
日本サッカーミュージアムは、来年に予定されている日本サッカー協会(JFA)の新オフィス移転に伴い、2023年2月5日をもって休館することが発表されている。今回のW杯関連のみならず、過去の貴重な資料も間近で閲覧することができるため、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。
【写真】日本サッカーミュージアムに展示されるPOTMのトロフィーやサイン入りユニフォームなど