カタール・ワールドカップで9日に行われた準々決勝オランダ代表vsアルゼンチン代表で主審を務めたスペイン人のアントニオ・マテウ・ラオス氏が帰国の途につくことになった。
同試合で合計17枚ものイエローカードを提示し、大荒れとなった試合の一端を担うことになったラオス氏。
カタール・ワールドカップで9日に行われた準々決勝オランダ代表vsアルゼンチン代表で主審を務めたスペイン人のアントニオ・マテウ・ラオス氏が帰国の途につくことになった。
同試合で合計17枚ものイエローカードを提示し、大荒れとなった試合の一端を担うことになったラオス氏。試合後にはリオネル・メッシが「あんなレフェリーにこのような大事な試合を担当させるべきじゃない。あのレフェリーがこの任務を果たせるわけがないんだ」と苦言を呈し、「FIFAは検証を」と何らかの処分まで求めるほど、明らかな不評を買っていた。
FIFAは試合後に両国のサッカー協会に対して懲戒処分手続きを開始したと発表していたが、スペイン『COPE』によれば、このラオス主審については準決勝以降は審判を任せないと判断したようだ。
元々、ラ・リーガではクセの強い名物主審として知られた存在だったラオス氏。2020-21シーズンのチャンピオンズリーグ決勝では打って変わって見事なレフェリングが称賛されたが、再び悪名が轟くことになってしまった。
【写真】メッシがイエロー乱発の主審に怒り詰め寄る