アルゼンチン代表のエースであるFWリオネル・メッシが、歓喜のダンスを披露した。
18日、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝のアルゼンチン代表vsフランス代表が行われ、3-3で120分間が終了。PK戦の末、アルゼンチンが4-2で下し、36年ぶり3度目の優勝を果たした。
メッシが最後のW杯と公言した今大会。悲願の優勝へチームが1つになったアルゼンチンは、決勝でもメッシのPK、アンヘル・ディ・マリアのゴールで前半に2点をリードする。
後半もアルゼンチンのペースで進む中、終盤にPKをキリアン・ムバッペに決められると、その1分後には豪快ボレーを決められ同点に。延長に入ると、メッシとムバッペが1点ずつを取り合いPK戦に突入。PK戦ではGKエミリアーノ・マルティネスが1本セーブすると、フランスは連続で失敗。アルゼンチンに軍配が上がっていた。
自身初のW杯制覇、そして唯一手にできていなかったタイトルを自らの2ゴールなどで手に入れたメッシ。W杯の優勝を夢にしていたこともあり、その喜びは何事にも変えられなかったのだろう。
試合後のドレッシングルームでは、チームメイトも喜ぶ中、メッシは台の上にトロフィーと共に登り、独壇場で飛び跳ねて喜びを露わにしていた。
ファンはこのダンスに「なんて幸せな日だ」、「レオが幸せなことは嬉しい」、「本当に嬉しそうだ」、「もう議論の余地はない」と称えることに。一方で、途中で同じ台に上がったラウタロ・マルティネスには、「誰だ彼を乗せたのは」、「誰に呼ばれたんだ?」と、メッシの独壇場にすべきとの見方が多く寄せられる残念なこととなった。
【動画】喜び爆発、メッシが壇上で歓喜のダンス