アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)と、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏だけが残しているワールドカップ(W杯)記録があるようだ。
メッシはカタールW杯で決勝戦の2ゴールを含む7得点をマーク。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)と、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏だけが残しているワールドカップ(W杯)記録があるようだ。
メッシはカタールW杯で決勝戦の2ゴールを含む7得点をマーク。W杯通算得点でマラドーナ氏(8点)、ガブリエル・バティストゥータ氏(10点)の持つ記録を大幅に塗り替え、同国の最多得点者(13点)となった。
また、準決勝のクロアチア戦で元ドイツ代表ローター・マテウスが持つW杯最多出場記録(25試合)にも並んでいたメッシは、決勝戦に出場したことで記録を更新。こちらもW杯通算26試合出場で、単独トップに躍り出た。
さらに、2014年のブラジル大会に次ぐゴールデンボール賞にも選出。史上初となる2度目のW杯MVP受賞者となった。
自身にとって悲願の初優勝に記録ずくめと、メッシの大会と呼んでも過言ではないW杯となったが、データサイト『OptaJoe』は加えて、アルゼンチンのレジェンド2人だけが残しているW杯の数字を紹介している。
1966年以降のW杯トーナメントで、5ゴール以上を挙げてチャンスクリエイト数も20回以上を数えたのは、マラドーナ氏とメッシの2人だけとのこと。スタッツ紹介の最後には「神話のようですね」と締めくくり、マラドーナ氏からメッシへとボールが手渡されるイラストを公開している。
マラドーナ氏を擁した1986年以来、アルゼンチンを36年ぶりの世界一へ導いた35歳の囲では、これが最後のW杯、代表引退の撤回など、様々な話が飛び交っている。金字塔を打ち立てたアルゼンチンの「10」番は、今後どのような道を歩むのだろうか。
【写真】レジェンドからレジェンドへ、マラドーナ氏からメッシへとボールが手渡される