あの熱狂から1カ月が経過したと聞いて驚く人の方が多いのではないだろうか。カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表がドイツ代表を下してから1カ月が経過したのだ。
“新しい景色”としてベスト8以上の結果を目指して日本が臨んだカタールW杯。結果としてベスト16で終わったが、多くの感動を与え、世界を驚かせた大会となった。
その口火を切ったのがグループステージ初戦のドイツ戦。11月23日に行われたということで、1カ月が経過した。
ドイツ戦では、GK権田修一がPKを与え、イルカイ・ギュンドアンに決められてドイツが先制。その後も押し込まれ続けるが、猛攻を凌いで前半を1-0で折り返す。
するとハーフタイムを挟み、日本は3バックにシフト。さらに選手を代えて攻撃の厚みを増すと、75分に堂安律が同点ゴール。そして、83分に板倉滉のロングフィードを受けた浅野拓磨が、GKマヌエル・ノイアーの頭上を撃ち抜くゴールを決め、1-2で逆転。その後も猛攻を凌ぎきり、白星スタートとなった。
W杯の公式SNSは浅野のゴールをピックアップ。「1カ月前、浅野拓磨が日本代表の歴史を作った」と投稿。日本にとっての劇的ゴールを投稿した。
この投稿には「昨日のように感じるけど、もう1カ月も前か」、「もう1カ月?」、「本当に?1週間ぐらいに感じる」と、世界中のファンも1カ月が経過したことを信じられないようだ。
【動画】浅野拓磨がドイツを撃破したゴールから1カ月が経過