★女子W杯が開幕!開催国ニュージーランドが出場6大会目にしてW杯初勝利、過去に優勝経験のノルウェーを下す【オーストラリア&ニュージーランド女子W杯】
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20日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)が開幕した。
通算9回目の女子W杯。
20日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)が開幕した。
通算9回目の女子W杯。開幕戦には5大会連続6度目の出場となった開催国のニュージーランド女子代表と1995年に優勝を経験、9大会連続9回目の出場となったノルウェー女子代表が対戦した。
FIFAランキングでは22位と12位という実力差のあるチーム同士の対戦。この試合は、山下良美主審、手代木直美副審、坊薗真琴副審の日本人トリオが担当。史上初の出来事となった。
過去5大会では勝利がないニュージーランド。開催国としてW杯初勝利を目指した中、エースのハナ・ウィルキンソンを中心に攻め立てていく。
対するノルウェーもサイドを使った力強い攻撃を仕掛け、何度となくファイナルサードまでボールを運び、ボックス内でもシュート。しかし、ニュージーランドは粘りの守備を見せてゴールを許さない。
ニュージーランドは44分、縦パスを受けたウィルキンソンが2人に囲まれながらも強引に突破。ボックス内でシュートもテア・ビエルデがブロックしゴールを許さない。
ゴールレスで後半を迎えた中、ニュージーランドは早々にネットを揺らす。ゴールキックからカウンターを仕掛けたニュージーランドは、縦パスに反応したジャッキー・ハンドが右サイドを突破。グラウンダーのパスをウィルキンソンがダイレクトで蹴り込み、ニュージーランドが先制。今大会の第1号ゴールとなった。
先制を許したノルウェーだったが、59分にビッグチャンス。左サイドを崩すと、フリーダ・マーナムがフリーでシュート。しかし、枠の左に外れていく。
ノルウェーに押し込まれながらも、ニュージーランドも反撃。76分にはボックスない左でウィルキンソンがキープすると、マイナスのボールをボックス手前でリア・パーシバルがミドルシュート。鋭いボールが飛ぶが、右に外れる。
すると81分にはノルウェーがビッグチャンス。ツヴァ・ハンセンがミドルシュートを放ったが、クロスバーを直撃。同点には追いつけない。
同点を目指すノルウェーが終盤にかけて押し込んでいく中、90分にはVARチェック後のオン・フィールド・レビュー(OFR)の結果、相手のハンドによりニュージーランドがPKを獲得。山下主審も場内に英語でPKがあったことを伝えた。ニュージーランドは、PKでパーシバルが右隅を狙ったが、クロスバーを直撃。試合を決定づけられない。
命拾いしたノルウェーはその後もニュージーランドを攻め立てることに。9分間のアディショナルタイムで攻め込むと、98分にはエミリエ・ハーヴィが左サイドを仕掛けるとクロス。ボックス中央でアーダ・ヘーゲルベルグが繋ぎ、最後はグーロ・レイテンがボックス内でシュート。しかし、これは枠を外れ試合終了。ニュージーランドは6大会目、W杯16試合目で記念すべき初勝利を収めた。
ニュージーランド女子代表 1-0 ノルウェー女子代表
【ニュージーランド】
ハナ・ウィルキンソン(後3)
2023年7月20日(木)18:13