★なでしこ属するC組はスペインがコスタリカを圧倒!PK失敗も40本超えのシュート浴びせ白星発進【2023女子W杯】
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21日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループCのスペイン女子代表vsコスタリカ女子代表がウェリントン・リージョナル・スタジアムで行われ、3-0でスペインが勝利を収めた。
この数年でメキメキと力を付け、3大会連続3度目の大会に臨むスペイン。
21日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループCのスペイン女子代表vsコスタリカ女子代表がウェリントン・リージョナル・スタジアムで行われ、3-0でスペインが勝利を収めた。
この数年でメキメキと力を付け、3大会連続3度目の大会に臨むスペイン。育成年代も2022年のU-20女子W杯、U-17女子W杯でいずれも優勝しており、今大会で"3冠"を達成すれば、日本に次いで2カ国目の三世代W杯制覇となる。
ヒザの前十字じん帯(ACL)断裂から復活の選出となった女子バロンドーラー、アレクシア・プテジャスはベンチスタートとなったが、アイタナ・ボンマティやジェニファー・エルモソが[4-3-3]の中盤に君臨。圧倒的にボールを保持し、[5-4-1]でブロックを作るコスタリカを序盤から押し込んでいく。
先制点が生まれたのは21分。ボンマティのフリックからエスター・ゴンザレスが左ポケットを取ってグラウンダーのクロスを送ると、バレリア・デル・カンポはクリアし切れず、コスタリカのオウンゴールで試合は動いた。
さらにスペインが畳みかけ、2分後に追加点を奪取。今度は右サイドでの作りからアテネア・デル・カスティージョがボックスへ侵入し、ラストパスを受けたボンマティが左足のフィニッシュを流し込んだ。
一気呵成に攻め立てるスペインは27分にセットプレー崩れからもネットを揺らす。テレサ・アベイラが右サイドから浮き球のクロスを送り、ファーのエルモソがヘディングシュート。クロスバーに当たった跳ね返りをゴンザレスが詰めた。
34分にはオルガ・カルモナがボックス内で倒されPKを獲得。だが、ここはコスタリカもGKダニエラ・ソレラが甘くなったエルモソのキックをストップし、悪い流れを止める。
2大会ぶり2度目の出場でW杯初勝利が懸かるコスタリカも、メリッサ・ヘレラを中心に時折可能性を感じる速攻を披露したが、スペインの壁を破ることはできず、後半は一層防戦に。それでも、サルマ・パラジュエロやカルモナの決定機を守護神が防ぎ、辛うじて踏み止まる。
スペインは後半に追加点こそ奪えなかったものの、トータル40本を超えるシュート数を記録。試合の大部分を相手陣内で展開し、危なげなく初戦白星スタートを切っている。
スペイン女子代表 3-0 コスタリカ女子代表
【スペイン】
OG(前21)
アイタナ・ボンマティ(前23)
エスター・ゴンザレス(前27)
2023年7月21日(金)18:35