16日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループI第1節のオーストラリア代表vsバングラデシュ代表が行われ、ホームのオーストラリアが7-0と圧勝した。
FIFAランキング27位のオーストラリアと、同183位のバングラデシュ。
16日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループI第1節のオーストラリア代表vsバングラデシュ代表が行われ、ホームのオーストラリアが7-0と圧勝した。
FIFAランキング27位のオーストラリアと、同183位のバングラデシュ。圧倒的な実力差がある両国の対決は、今夏の女子W杯でも使用された、大都市メルボルンのレクタンギュラー・スタジアムで行われた。
開始4分でオーストラリアが先制。レスター・シティでプレーする身長198cmのDFハリー・サウターが、左からのFKに頭で合わせて強烈なヘディング弾を叩き込んだ。
さらに20分、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズでプレーする“国内組”FWブランドン・ボレッロが追加点。フライブルク在籍経験を持つストライカーはゴール前でラストパスを受け、無人のゴールに難なく流し込んだ。
すると、今度はJ2リーグのFC町田ゼルビアでプレーするFWミッチェル・デュークが立て続けに2ゴール。まずは37分、右からのクロスにニアで合わせる巧みなヘディング弾を流し込む。
40分には、味方のシュートがポストに弾かれ、このボールがゴール前に位置取ったデュークの足元に。落ち着き払い、右足ダイレクトでネットを揺らした。
後半頭の49分には早くも5点目。“国内組”No.1FWジェイミー・マクラーレン(メルボルン・シティ)が右足弾を叩き込んだ。オフサイド気味だったが、VARがないことで救われた格好か。
所属クラブの本拠地レクタンギュラー・スタジアムで普段からプレーするマクラーレンは70分にも追加点。味方のシュートを相手GKが弾き、こぼれ球をゴール正面から押し込んだ。
マクラーレンはハットトリックを達成。84分、右からのグラウンダークロスに対してゴール前へスプリントし、右足で合わせてネットへ流し込んだ。
90分、オーストラリアはMFマッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ・タウン)のPKが相手GKにセーブされたが、90分間を通じてひたすら押し込み、バングラデシュに攻め込まれるシーンは皆無。GKマシュー・ライアンのボールタッチがほとんどなかった一戦で7-0と圧勝を収めている。
オーストラリア代表 7-0 バングラデシュ代表
【オーストラリア】
ハリー・サウター(前4)
ブランドン・ボレッロ(前20)
ミッチェル・デューク(前37、前40)
ジェイミー・マクラーレン(後4、後25、後39)