★仏代表主将ロリス、同胞レジェンドのアンリとの対戦に「少しばかり奇妙だ」

ベルギー代表でコーチを務めるフランスのレジェンド、ティエリ・アンリ氏についてフランス代表主将のウーゴ・ロリスが口を開いた。

3大会ぶりにワールドカップのベスト4に駒を進めたフランス代表は、10日の準決勝でベルギー代表と対戦する。

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ベルギー代表でコーチを務めるフランスのレジェンド、ティエリ・アンリ氏についてフランス代表主将のウーゴ・ロリスが口を開いた。

3大会ぶりにワールドカップのベスト4に駒を進めたフランス代表は、10日の準決勝でベルギー代表と対戦する。くしくもベルギー代表でロベルト・マルティネス監督のスタッフとして働くアンリ氏にとっては母国フランスとの直接対決となる。

フランス代表の歴代トップスコアラーであり、元代表チームメイトでもあるアンリ氏について、ロリスは9日の会見で「2シーズンにわたり彼とともにプレーできた僕は幸運だった。彼はフランスサッカー界において偉大な存在であり、偉大なジェントルマンだ。だから、彼をベルギーのチームの一員として目にするのは少し奇妙だ。でもこれが彼のキャリアで、将来のキャリアのために彼は今学んでいる最中なんだ」と話した。

「それでも彼はこれまでにフランスに全てを捧げてきたからこの試合では心が2つに分かれてしまうと思う。この青いユニフォームを着て最高の時を過ごした。得点記録を持ち、歴代2位のキャップ数を誇る。彼はレ・ブルーの歴史を打ち立ててきたんだ。でもフットボールに熱い情熱を持っているから、明日はベルギーの選手とともに彼のチームを助けるために尽力するだろう」

また、ディディエ・デシャン監督も、かつてともにフランス代表としてプレーし、1998年のW杯制覇やユーロ2000優勝に貢献したアンリ氏について言及。「もちろん難しいシチュエーションで、彼にとって簡単な状況ではないだろう。でも、このように敵チームの一員となることは時々起こるものだ。それに、マルティネスのアシスタントとして働き出したころから、こうなる可能性があることを理解していたと思う。しかし、私個人として明日彼と再会できることは、最高の喜びだ」

提供:goal.com

2018年7月10日(火)17:15

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