★ユムティティ弾のフランスが堅守でベルギーをシャットアウト! 3大会ぶり決勝進出《ロシアW杯》

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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝、フランス代表vsベルギー代表が10日にサンクトペテルブルク・スタジアムで行われ、1-0でフランスが勝利し決勝に進出した。

▽準々決勝のウルグアイ代表戦をグリーズマンの1ゴール1アシストで2-0と快勝し、3大会ぶりの決勝進出に迫ったフランスは、ウルグアイ戦のスタメンからトリッソに代えて出場停止明けのマテュイディを起用した。

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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)準決勝、フランス代表vsベルギー代表が10日にサンクトペテルブルク・スタジアムで行われ、1-0でフランスが勝利し決勝に進出した。

▽準々決勝のウルグアイ代表戦をグリーズマンの1ゴール1アシストで2-0と快勝し、3大会ぶりの決勝進出に迫ったフランスは、ウルグアイ戦のスタメンからトリッソに代えて出場停止明けのマテュイディを起用した。

▽一方、優勝候補筆頭のブラジル代表戦をデ・ブライネとアザールの躍動で2-1と逃げ切り、同国史上初の決勝進出まであと一歩としたベルギーは、ブラジル戦のスタメンから出場停止のムニエに代えてデンベレを起用した。

▽ブラジル戦同様、守備時に4バック、攻撃時に3バックとなる変則システムで臨んだベルギーは右サイドバックにシャドリ、中盤アンカーにデンベレを起用した。対するフランスはグリーズマンを左ウイングに配す[4-3-3]でスタートした。

▽共に前線に爆発的なスピードを持つタレントを擁するため、不用意なボールロストを避けるべく慎重な入りで立ち上がっていく。そんな中、徐々にベルギーがボールを持つ時間を増やしていくも、カウンターを狙うフランスは13分、ポグバのスルーパスからムバッペがディフェンスライン裏を突いて牽制した。

▽対するベルギーは15分にアザールがデ・ブライネのパスを受けてボックス内から際どいシュートを浴びせて応戦すると、続く19分には左サイドからカットインしたアザールのシュートがゴール前のヴァランにクリアされてわずかにゴール上へ逸れる。そして、直後のCKからルーズボールをボックス内のアルデルヴァイレルトが左足反転シュートを浴びせたが、GKロリスのファインセーブに阻まれた。

▽徐々にベルギーの攻勢が強まる中、31分にフランスはFKの流れからジルーがヘディングシュートでゴールに迫ると、34分には決定機。グリーズマンの浮き球パスでボックス右に抜け出したムバッペのダイレクトでの折り返しをジルーが押し込みにかかったが、反応が遅れてシュートを枠に飛ばせなかった。

▽さらに39分、ムバッペのスルーパスに抜け出してボックス右に侵入したパヴァールがシュート。だが、GKクルトワのファインセーブに阻まれる。ハーフタイムにかけてフランスが盛り返した中、前半をゴールレスで終了した。

▽後半もベルギーがボールを持つ流れとなる中、51分にフランスが先制した。グリーズマンの右CKからフェライニの前のスペースに飛び込んだユムティティがヘッドで流し込んだ。さらに56分、ムバッペの巧みなヒールパスに抜け出したジルーがシュートに持ち込むも、デンベレにブロックされる。

▽追うベルギーはデンベレに代えてメルテンスを右ウイングに投入。デ・ブライネを中盤センターに下げた。そのベルギーが右サイドに入ったメルテンスを軸に仕掛けると、65分にメルテンスのクロスからフェライニが際どいヘディングシュートを浴びせた。

▽その後もメルテンスのクロスに活路を見いだすも、集中を切らさないフランス守備陣を脅かすことはできない。そこでフェライニを諦めてカラスコを投入。すると81分にはヴィツェルの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GKロリスにセーブされた。

▽逃げ切りを狙うフランスはジルーに代えてエンゾンジを投入。中盤の守備力を上げにかかると、そのフランスがベルギーの攻撃をそのままシャットアウトし、1-0で勝利。3大会ぶりに決勝へ進出した。2度目の優勝を狙う決勝ではクロアチアvsイングランドの勝者と対戦する。

2018年7月11日(水)5:02

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