★W杯決勝を見据えるヘンダーソン、マッチアップを控えるモドリッチへ「明日の夜は静かにしていて」

イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、クロアチア代表との一戦を前にマッチアップする可能性のあるルカ・モドリッチへの警戒感を示した。

7日に行われたワールドカップ準々決勝でスウェーデン代表を下して28年ぶりのベスト4進出を果たしたイングランド代表。

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イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは、クロアチア代表との一戦を前にマッチアップする可能性のあるルカ・モドリッチへの警戒感を示した。

7日に行われたワールドカップ準々決勝でスウェーデン代表を下して28年ぶりのベスト4進出を果たしたイングランド代表。その中で、ヘンダーソンは4試合に出場して攻守にわたりチームを支えてきた。そして、11日に迎えるクロアチア代表との準決勝を前に、ガレス・サウスゲイト監督とともに会見に臨んだ。

「僕たちは自分たちが望んでいることだけを考えている。今のところは問題ないし、これからも続けられると思っている。非常に大きな試合を迎えるが、自分たちがやるべきことだけに集中したい。1966年の大会から多くのことを参考している」

クロアチア代表の中盤コンビ、モドリッチとイバン・ラキティッチとのマッチアップを控えるヘンダーソンは、両選手を止める手立てはあるかと問われ「教えることはできない」と試合前には何も明かせないと返答。以下のように続けた。

「もちろん彼らは素晴らしい選手だ。それにチームとしてもお互いに助け合っているから、準決勝まで辿り着いた。特にモドリッチとは何度か対戦したことがあるが、ワールドクラスの選手で、対戦した中でベストプレーヤーの1人だ。明日の夜は彼には静かにしていてほしいが、クロアチアは彼以外のところからも大きな危険を生み出すだろう」

現在イングランド代表はヘンダーソンが出場した試合で30戦無敗中。この記録について「以前に誰かも言っていたけれど、それほど関心はないね。僕一人の力で勝っているわけではないし、これはチームとしての勝利だ。誰か1人に依存してはいないし、チームとしてみんながハードワークを続けている。それに僕にとって一番のことは勝利を続けることだ」と話した。

サウスゲート監督が就任して以降、調子が上向くイングランド代表。以前の指揮官と違って同コーチがイングランド代表に何をもたらしたかについて問われたヘンダーソンは、一番はアイデンティティだと答えた。

「彼がこのチームに持ってきた一番のことはアイデンティティだ。彼がこのチームにやって来たとき、僕たちはスタイルについて議論し、同じ考えを共有することができた。これが一番のことだった。監督は素晴らしい方法でチームにそれを根付かせ、僕たちは以前よりもお互いを深く知ることができ、チームは一層協力してピッチ内でプレーできている。これまでの中で一番チームプレーができるチームだと思う」

また、リバプールのチームメイトであるデヤン・ロブレンとの対戦についても言及。「前線の選手に彼のことを話すつもりだ。でもデヤンは本当に素晴らしいディフェンダーだ。批判も受けてきたが、ここ6カ月は良いプレーをしている。アグレッシブで、空中戦にも強く、リーダーとしての素質もある。彼との対戦はうれしいが、彼の旅が明日で終わることを願っている」


提供:goal.com

2018年7月11日(水)13:00

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