★「観客を楽しませたいのだろう」ファン・バステン氏、“役者”ネイマールに皮肉
オランダの英雄、マルコ・ファン・バステン氏は、プレー以外の面で多くの注目を集めたブラジル代表FWネイマールに苦言を呈した。
ロシア・ワールドカップで優勝候補の筆頭に挙げられていたブラジル代表。
オランダの英雄、マルコ・ファン・バステン氏は、プレー以外の面で多くの注目を集めたブラジル代表FWネイマールに苦言を呈した。
ロシア・ワールドカップで優勝候補の筆頭に挙げられていたブラジル代表。セレソンのエースとして2月末のケガから大会直前に復帰したネイマールは、今大会の主役になるのではないかと考えられていた。
しかし、初戦から厳しいマークにあうネイマールは、何度もピッチに倒れ、過剰にファールをアピール。その行為に対してメキシコ代表のファン・カルロス・オソリオ監督が「フットボール界の恥。やりすぎた演技をすべきではない」と糾弾するなど多くの批判が巻き起きていた。
これらの意見に同意するファン・バステン氏もネイマールの過剰なリアクションについて「一般的に考えて良い振る舞いとは言えない。スポーツマンとして全力を出さなくてはならない。やりすぎた行為を続けていても何の助けにもならないだろう。彼が自身の立場を見つめるべきだと私は考えている」と不満を語った。
そして、フットボールにも時としてユーモアが必要と考える同氏は「仮に彼が人々を笑わせたいと考えてそうやっているのならそれはポジティブなことだ」とネイマールの振る舞いに皮肉を込めた。
4年前は準々決勝で負傷して悔しい形で自国開催のワールドカップを終えたネイマールだが、今大会も準々決勝でベルギー代表に1-2で敗れ、悲願のワールドカップ優勝にはまたしても手が届かなかった。
提供:goal.com
2018年7月13日(金)15:10