★クロアチアを決勝に導いた指揮官、W杯後の去就は「考えられない」

クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、ロシア・ワールドカップ後の自身の去就について今は考えることができないと明かした。

準決勝でイングランドを延長の末に2-1で破り、同国史上初の決勝進出を果たしたクロアチアを率いる指揮官が就任したのは昨年10月。

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クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督は、ロシア・ワールドカップ後の自身の去就について今は考えることができないと明かした。

準決勝でイングランドを延長の末に2-1で破り、同国史上初の決勝進出を果たしたクロアチアを率いる指揮官が就任したのは昨年10月。W杯ヨーロッパ予選で苦しんでいたチームを見事に立て直し、ギリシャとのプレーオフに勝利し、本大会への出場権を手に入れた。

本大会では決勝にチームを導いた手腕に多くのクラブが注目しており、イングランド進出の可能性について聞かれた指揮官は「今は考えることはできない」と語った。

「我々が世界一のチームになろうと挑戦しているときにそんなことをすれば、クロアチアの人たちに誤解されてしまう恐れがあるからね」

しかし、新たなチャレンジを求めているとも明かしている。

「でも、もしかしたらあるかもしれない。今、我々はなにか大きなことに挑戦する必要がある」

そして現役時代は全くの無名だった指揮官は、現役時代の名前だけで監督を選ぶ現状に不満を露わにした。

「ヨーロッパの大きなリーグでは人々は名前で監督選ぶが、それは間違っている。多くの人が大きな仕事を取れるのは彼らが有名な選手だったからさ。でもそれになんの意味があるんだ?」

「私のキャリアは小さなクラブから始まった。一番初めに彼らに伝えたのは、ビッグネームは大きな誤りと同義であり、多くの金が掛かるということだ」

「私には何も与えられなかった。自分の名前だけで仕事得ているヨーロッパのいくつかの監督とは違ってね」

そして、ビッグクラブを指揮する機会を与えられればタイトルが取れると主張した。

「だから私は『バルセロナか(レアル)マドリーを私に指導させてくれれば、タイトルが取れる』といつも言っていたよ」


提供:goal.com

2018年7月14日(土)23:27

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