★アザール&デ・ブライネ躍動のベルギーがイングランド撃破で史上最高位の3位フィニッシュ《ロシアW杯》

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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)3位決定戦、ベルギー代表vsイングランド代表が14日にサンクトペテルブルク・スタジアムで行われ、2-0でベルギーが勝利し3位で大会を終えた。

▽準決勝のフランス代表戦を相手の堅守を崩せずに0-1と敗れて初の決勝進出を逃したベルギーは、フランス戦のスタメンから2選手を変更。

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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)3位決定戦、ベルギー代表vsイングランド代表が14日にサンクトペテルブルク・スタジアムで行われ、2-0でベルギーが勝利し3位で大会を終えた。

▽準決勝のフランス代表戦を相手の堅守を崩せずに0-1と敗れて初の決勝進出を逃したベルギーは、フランス戦のスタメンから2選手を変更。フェライニとデンベレに代えてティーレマンスと出場停止明けのムニエを起用した。

▽一方、クロアチア代表との準決勝を延長戦の末に1-2と敗れて優勝した1966年大会以来の決勝進出を逃したイングランドは、5選手を変更。デレ・アリ、リンガード、ヘンダーソン、A・ヤング、ウォーカーに代えてロフタス=チーク、デルフ、E・ダイアー、ローズ、フィル・ジョーンズを起用した。

▽グループステージ最終節でも対戦した両国の3位をかけた再戦。ポゼッションする立ち上がりとなったベルギーは開始4分に先制する。ルカクのスルーパスを左サイド高い位置で受けたシャドリのクロスをゴール前に詰めたムニエが押し込んだ。

▽先制後、5バックを敷いてイングランドにボールを持たせ、カウンター狙いにシフトしたベルギーは12分にデ・ブライネがGKピックフォードを強襲するシュートを浴びせると、17分にはデ・ブライネが絶妙なスルーパスを送り、ボックス内のルカクにボールが渡るも、トラップをミスしてシュートを打ちきれなかった。

▽一方、攻め手がなくスターリングがバイタルエリアまで下がってアクセントを付けにかかるイングランドは、20分にCKからマグワイアがヘディングシュートを浴びせれば、23分にはスターリングのお膳立てからケインがシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。

▽引き続きボールを持たされてチャンスを作れないイングランドに対し、カウンターで牽制して主導権を渡さないベルギーは35分にCKの流れから、アルデルヴァイレルトが際どいボレーシュートを浴びせる。そんな中、ベルギーにアクシデント。左足太ももを痛めてプレー続行不可能となったシャドリに代えて39分にヴェルメーレンが投入される。この交代によってヴェルトンゲンが左ウイングバックに上がった。

▽1点を追うイングランドは後半からスターリングとローズに代えてラッシュフォードとリンガードを投入。デルフが左サイドに移った。そのイングランドが前がかる展開で推移していくも56分、ベルギーに決定機。デ・ブライネの絶妙なスルーパスに反応したルカクがボックス内へ侵入。しかし、前半同様にトラップをミスしてシュートを打てなかった。

▽その後、ルカクに代えてメルテンスを投入したベルギーに対し、イングランドは70分、ようやく決定機。ラッシュフォードのスルーパスを受けてボックス右に侵入したE・ダイアーが飛び出したGKを外すチップキックシュート。しかし、戻ったアルデルヴァイレルトにゴールライン前での好クリアに阻まれる。

▽さらに74分、FKからマグワイアがヘッドでゴールに迫ったイングランドが攻勢に出る中、80分にベルギーがカウンターから追加点に迫る。デ・ブライネ、メルテンスとつないで最後はボックス右のムニエがボレーシュート。だが、GKピックフォードのファインセーブに阻まれた。

▽それでも82分、ベルギーが試合を決定付ける。デ・ブライネのスルーパスを受けたアザールがフィル・ジョーンズをスピードで置き去りにしてGKピックフォードとの一対一を制した。

▽このまま2-0で勝利したベルギーが同国史上最高位の3位で今大会を終えている。

2018年7月15日(日)0:57

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