★32年越し史上初の3位…ベルギー指揮官「メキシコ大会世代がもたらした刺激とビジョンを乗り越えた」
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▽ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督が、ロシア・ワールドカップ(W杯)を振り返った。『FIFA.com』が伝えている。
▽ベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督が、ロシア・ワールドカップ(W杯)を振り返った。『FIFA.com』が伝えている。
▽ベルギーは14日、ロシアW杯決勝トーナメント・3位決定戦でイングランド代表と対戦。ベルギー史上最高位の3位を目指した同国は開始4分にムニエが先制点を奪うと、82分にもアザールがゴールを奪って2-0に。そのまま試合は終了し、ベルギーが3位入賞を果たした。
▽試合後、今大会チームを史上初の3位に導いたマルティネス監督が大会を回想。新たな歴史を築いたことに大きな満足感を示している。
「この試合に勝ちたいと思っていた。ブラジルに勝利して準決勝進出を果たした時、ワールドカップ優勝を目指すことも見えてきた。しかし、大会を終えて振り返ると、現実的である必要があったと思う。選手たちは歴史を作ってベルギーに帰る。それだけでも素晴らしいよ。選手たちは称賛に値する」
「1986年のメキシコ大会では、ベルギーの全てのフットボーラーたちに本当の刺激と真のビジョンをもたらしてくれた。そして今、ここにいる選手たちはそれを乗り越えて歴史を作ったんだ。ここに辿り着くまでに32年かかった。本当の満足感と成功がある。一体感と柔軟性を持った我々の戦術が、どのようなサッカー大国になりたいかを示している」
「本当に素晴らしい旅、成功を手にした旅だった。しかし、フットボールは将来を見ていかなくてはいけない。次の機会に向けて改善していく必要がある」
2018年7月15日(日)9:32