★クロアチアに4発完勝のフランスが5大会ぶり2度目の優勝《ロシアW杯》

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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝、フランス代表vsクロアチア代表が15日にルジニキ・スタジアムで行われ、4-2でフランスが勝利し、5大会ぶり2度目の優勝を飾った。

▽準決勝のベルギー代表戦を持ち前の堅守で、ユムティティ弾を守り抜いて1-0と勝利し、3大会ぶりに決勝へ進出したフランスは、5大会ぶり2度目の優勝を目指す中、ベルギー戦と同様のスタメンを送り出した。

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▽ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝、フランス代表vsクロアチア代表が15日にルジニキ・スタジアムで行われ、4-2でフランスが勝利し、5大会ぶり2度目の優勝を飾った。

▽準決勝のベルギー代表戦を持ち前の堅守で、ユムティティ弾を守り抜いて1-0と勝利し、3大会ぶりに決勝へ進出したフランスは、5大会ぶり2度目の優勝を目指す中、ベルギー戦と同様のスタメンを送り出した。

▽一方、イングランド代表との準決勝を3戦連続での延長戦を戦った末に2-1と制して初の決勝進出を果たしたクロアチアも、負傷欠場が危ぶまれたペリシッチとストリニッチが先発し、イングランド戦と同様のスタメンを送り出した。

▽クロアチアがボールを保持する立ち上がりとなった中、前かかるクロアチアが仕掛けていくも、重心を下げて守備ブロックを形成するフランスを崩しきるような攻撃は見せられない。

▽すると18分、フランスがセットプレーから先制する。右サイド絞った位置でグリーズマンが得たFKを自ら柔らかいボールで蹴り込むと、ポグバの前でクリアにかかったマンジュキッチの頭に当たってゴール左に吸い込まれた。

▽それでも28分、クロアチアがすかさず同点に追いつく。モドリッチのFKの流れから混戦を生むと、ヴィダの落としを受けたボックス中央のペリシッチが左足に持ち出して一閃。これがゴール右に突き刺さって試合を振り出しに戻した。

▽しかし34分、フランスがCKからPKを獲得する。グリーズマンの右CKをニアのマテュイディがヘッドで逸らすと、後方で守っていたペリシッチの広げた手に当たり、VARの末にPK判定となった。そしてキッカーのグリーズマンがゴール左へ決めてフランスが勝ち越しに成功した。

▽再び追う展開となったクロアチアはセットプレーからゴールに迫るも、フランスが2-1とリードしたままハーフタイムに入った。

▽迎えた後半開始3分、ラキティッチのスルーパスを受けたレビッチがGKロリスを強襲するシュートを浴びせたクロアチアが攻勢を強めるも、フランスも52分、ポグバのスルーパスを受けたムバッペがGKスバシッチを強襲するシュートを浴びせて牽制。

▽フランスは54分、イエローカードを受けていたカンテに代えてエンゾンジを投入。すると59分、ポグバが試合を決定付ける。ムバッペの仕掛けを起点に、グリーズマンの落としを受けたポグバが立て続けにシュートを浴びせると、2本目の左足コントロールシュートがゴール左に決まった。

▽さらに65分、リュカのパスをボックス手前中央で受けたムバッペが右足を一閃。これがゴール左に突き刺さって4-1とリードを広げた。

▽戦意を喪失しつつあったクロアチアだったが、69分に1点を返す。バックパスを受けたGKロリスにプレスをかけたマンジュキッチがパスをカットすると、そのままボールがゴールに吸い込まれて2点差とした。

▽終盤、ストリニッチに代えてピアツァを投入し、攻撃の枚数を増やしたクロアチアだったが、フランスの堅守を崩せずに4-2のままタイムアップ。フランスが5大会ぶり2度目の優勝を飾った。

2018年7月16日(月)1:59

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