★森保ジャパン第2戦へ「W杯組との融合は確実にできている」《キリンチャレンジカップ》

©超ワールドサッカー
▽日本サッカー協会(JFA)は11日、12日のキリンチャレンジカップのパナマ代表戦に向けた日本代表記者会見を行った。出席した森保一監督は幾つかの質問に答えた。

記事全文

▽日本サッカー協会(JFA)は11日、12日のキリンチャレンジカップのパナマ代表戦に向けた日本代表記者会見を行った。出席した森保一監督は幾つかの質問に答えた。

◆森保一監督(日本代表)
──パナマ代表の印象は?

「パナマはワールドカップ(W杯)にも出ていますし、今回のワールドカップの経験者が多く選ばれていて非常に力のあるチームだと思っています。我々の力を試すにも素晴らしい相手だと期待しております」

「パナマに関しては、個人よりもチーム全体に警戒していきたいと思います。相手のことは情報として持っておかなければいけないですし、相手のことを踏まえた上で我々が今何をできるかということを選手たちには個人、チームとしてのプレーを通じて先に繋がるような戦いをしてほしいです」

──コンセプトとして全員守備、全員攻撃を掲げられていますが、チーム立ち上げの時からの狙いというのはあるのか

「コンセプトとしては全員守備、全員攻撃としています。『良い守備から良い攻撃に』ということも選手たちには伝えていますし、限られた代表期間の中で、どこまでできるかわかりませんが、ミーティングでは映像を踏まえて選手たちには教えています。私がこれまでやってきたコンセプトを変えることはないです」

──背番号「10」に中島翔哉選手を選んだ意図は

「背番号で選手の役割が決まっているわけではないし、チームでの存在が決まっているわけでもない。ただし、ことサッカーにおいて背番号「10」というのは誰でも付けられる番号ではないので、その番号を背負って戦うことが出来るということを本人が考えて、責任をもってやってくれることを願っています」

──選手選考の化学反応や、W杯組との融合の手応えは

「間違いなく、選手がピッチのオン・オフでコミュニケーションを取ってくれて経験を伝え合う部分は、チームとしては共通理解を持っていけているなと思っています」

「練習の回数は限られてますけど、選手たちはトレーニングメニューの意図を汲み取ってくれて、その中でベストを尽くしてくれているので成果は上がっていると思います。ピッチ内では選手たちが多くの意見を出し合ってすり合わせしてくれる場面が多く見られて、チームとしての融合は確実にできていると思います」

──前回は青山敏弘選手がキャプテンを務めましたが、今回のキャプテンは誰が務めるのか

「キャプテンは今回は吉田麻也が務めます。彼は日本代表の中でもトップクラスの経験の持ち主でありますし、所属チームも世界のトップリーグで戦っています。そして自分自身は向上心を持って日々のピッチ内で全力を尽くすこと、チームを機能させるために周りとのコミュニケーションを取りながらやってきているところを見て決めました」

──パナマは引いて守ってきそうだが、アジアでの戦いを見据えて選手たちには具体的にどういった指示を出しているのか

「W杯でのパナマの戦いやその後の親善試合を見ると、ブロックを作って守備をしているということは見受けられます。ただし、我々との戦いで同じことをしてくるかわからないですし、相手が引いてきたとしても前からプレッシャーをかけてきても、柔軟に対応できるように準備していこうと言っていきたいと思います」

「パナマも監督が代わってどういうチャレンジをしてくるかわからないですし、我々は相手以上に柔軟性を持って臨機応変に対応していけるようにできればいいと思います」

2018年10月11日(木)18:25

mixiチェック
LINEで送る
戻る
© livedoor