★驚異の切り替え! 味方救護中FWが一転、チャンスボールをゴールへ

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▽近年フットボールではトランジション(切り替え)から多くのゴールが生まれるものだが、先日のイスラエルリーグでは驚異の切り替えから驚くべきゴールが生まれた。イギリス『Who Ate all the Pies』が伝えている。

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▽近年フットボールではトランジション(切り替え)から多くのゴールが生まれるものだが、先日のイスラエルリーグでは驚異の切り替えから驚くべきゴールが生まれた。イギリス『Who Ate all the Pies』が伝えている。

▽この驚くべきゴールが生まれたのは10日に行われたイスラエルリーグのマッカビ・ネタニャvsマッカビ・ペタティクバ。そして、1-0の勝利に導くゴールを決めたのはマッカビ・ペタティクバに所属する中央アフリカ代表FWマハマドゥ・ハビブ・ハビブだった。

▽パリ・サンジェルマンのユース出身でズルテ・ワレヘムやヘント、レンヌなどでプレー経験のある192cmの大型ストライカーは、ネタニャ戦の87分にチームの決勝点を奪うことになるが、そのゴールまでの流れが異質だった。

▽ハビブはこのゴールが生まれる直前、接触プレーで倒れ込んでいた味方のイスラエル人FWリドル・コーエンを敵陣ゴール前で救護しながらプレーを切るように要求。この間に味方選手が右サイドを突破して決定的なクロスを入れるが、クロスが入った時点では手を上げながら周囲に救護の必要性をアピールし続けた。

▽だが、グラウンダーのクロスボールを相手GKがキャッチし損ねて自分の目の前にこぼれると、ストライカーとしての本能か、圧巻の切り替えですぐさまシュート態勢に入って無人のゴールへ蹴り込んだ。

▽一見すると、味方への救護を装ってゴール前でフリーとなり、狡猾にゴールを陥れる卑怯なプレーにも見えたが、ハビブはゴール直後にすぐさまコーエンに歩み寄って再び救護要請を行っており、味方の安否を慮る心優しさとストライカーとしての本能が組み合わさった末のゴールだったようだ。

▽ちなみに、今回のゴールとは関係ないが、マッカビ・ペタティクバにはかつてリバプールやチェルシー、アーセナルで活躍したイスラエル代表MFヨッシ・ベナユンやマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアントニー・マルシャルの実兄DFヨアン・マルシャルが在籍している。

◆驚異の切り替え!
https://streamable.com/bwj4k

※画像はズルテ・ワレヘム時代のハビブ

2018年11月12日(月)17:10

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