★森保一監督、対アジアとの戦い方に言及「キルギス戦でのトライが生きてくる」《AFCアジアカップ2019》

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▽日本サッカー協会(JFA)は12日、来年1月5日(土)から2月1日(金)にかけて開催されるAFCアジアカップUAE2019に臨む日本代表メンバーを発表した。

▽会見には日本サッカー協会の関塚隆技術委員長と、森保一監督が出席。

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▽日本サッカー協会(JFA)は12日、来年1月5日(土)から2月1日(金)にかけて開催されるAFCアジアカップUAE2019に臨む日本代表メンバーを発表した。

▽会見には日本サッカー協会の関塚隆技術委員長と、森保一監督が出席。森保監督は挨拶終了後、メディア陣からの質疑に応対し、戦略的な部分やアジアでの戦いについて明かした。

──アジアカップでの戦略について。1位通過だとドバイに行ったり、2位通過だとアブダビに戻るなど、移動面で考慮しなくてはいけない点がいくつかあるが、ロシア・ワールドカップの時のようにそういうことも考えていかなくてはいけないか
「スケジュールを見てみると7試合を戦っていこうという時に、グループリーグを1位突破するのか、2位突破するのか。移動等を含めると2位突破の方が移動が楽で、コンディション作りもより良いものになるのではないかというのは皆さんが思っているように私も確認しています」

「しかしながら、1試合1試合勝ちにこだわって戦っていこうという気持ちでいます。まずは移動の条件がどうであれ、1位抜けして、1試合1試合勝利を目指して戦っていきたいと思います。ただ、結果はその時になってみないとわからないので、その時にどうなっているかで考えていきたいと思います」

「まずはタイトルを取るということとチームが成長することを考えていく中で、1試合1試合勝ちにこだわっていきたいと思います」

──若い選手も多いチームだが、アジアタイトルを取れたとすればそれがチームにどのような影響を与えるか。そしてアジアならではの戦いの難しさがあり、これまでの戦いとは変わってきそうな部分で選手に強調していきたい部分は
「まずはこのメンバーで経験の浅い選手たちがこのアジアカップを戦うということ、そして目標としているアジアでタイトルを取れることは、今後の日本代表にとって自信となる、次にレベルアップできることになると思います」

「今回選んだ選手たちだけが日本代表だとは思っていません。もっと候補の中には、日本代表としてプレーしてもおかしくない、枠がもっと多ければより多くの同じレベルの選手を連れて行っていると思います。今回招集できなかった選手たちにもこのメンバーが良い戦いをすることで、いろいろな刺激になって日本サッカー全体のレベルアップや刺激になると思っています」

「アジアの戦いとして、まずはこれまで私が監督をさせていただいたキリンチャレンジカップの中でもアジアがどうこうではなく、すでに11月のベネズエラ戦などでは9月、10月の日本代表の試合を見てかなり研究してきているなというのは感じています。アジアカップの中では、9、10、11月のキリンチャレンジカップで戦ったチームでの戦いや個人の部分は分析・研究・対策をされるのかなと思っていますので、これまで以上のことをやる意気込みで準備をしていかなければ難しい戦いになるのかなと思います」

「元々難しい戦い、厳しい戦いになってくると思っていますので、そこは覚悟して臨みたいと思います。アジアの戦いの中での対策は、もちろん相手が我々を研究してやってくる、そこを乗り越えていかなくてはいけない部分はあります。我々が力をつけて強ければアジアであっても世界であっても、対等に戦い勝利できると思っています。そういう意味でも11月のキルギス戦を戦った時に、相手が引いてきた中でもそこを崩すことを選手たちがトライしてくれました。相手に合わせるだけでなく、試合を通して、選手たちがその試合で成長するためにインテンシティ高く戦っていくということをトライしてくれました。それはアジアカップでも生きてくると思います」

2018年12月12日(水)16:33

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