★デシャンが振り返るW杯「監督として味わう優勝は別物。信じられないほどの喜び」

フランス代表監督のディディエ・デシャンが3日、ドバイで行われたグローブ・サッカー・アワードの授賞式に出席した際、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ロシア・ワールドカップを振り返った。

ロシアW杯において、フランス代表を20年ぶりの優勝へ導いた指揮官デシャンは、2018年のグローブ・サッカー・アワードで最優秀監督賞を受賞し、喜びを語った。

記事全文

フランス代表監督のディディエ・デシャンが3日、ドバイで行われたグローブ・サッカー・アワードの授賞式に出席した際、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ロシア・ワールドカップを振り返った。

ロシアW杯において、フランス代表を20年ぶりの優勝へ導いた指揮官デシャンは、2018年のグローブ・サッカー・アワードで最優秀監督賞を受賞し、喜びを語った。

「W杯で優勝してから数多くの賞をいただいたが、受賞はいつでも喜ばしいことだ。選手全員に感謝したい。彼らの力がなければ私は何者でもない。フランス大会以来20年ぶりとなるW杯優勝は、フランス人にとって信じられないような瞬間だった。特に1998年を体感していない若い世代にとって重要だったと思う」

選手としてフランスW杯を制したデシャンだが、監督として経験したロシアW杯優勝は別物であったと告白する。

「信じられないほどの喜びだ。監督として味わう優勝は違う。だが監督としてもしくは選手としてどちらの方が良かったのかは分からない。ただ現役生活の方が楽しかったけどね。監督になるとより情熱が必要になる。解決しなければならない問題がいくつも出てくるが、結果、このようなタイトルが獲得できて非常に満足している。だが主役は選手たちだ。彼らがいなければ何も成し遂げられないからね」

W杯優勝という大きな目標を達成した後だが、フランス人指揮官は現在も高い意欲を持って前を見据えている。

「常に勝利を狙わなければならない。もう50歳を迎えたが、まだ意欲は十分なほどある。監督としての役割を気に入っているし、素晴らしい選手たちを持つことができて私は恵まれている。W杯での歓喜に匹敵する物はないと思うが、前進を続けたい。まずは次のユーロ(2020)に向けて準備していきたい」

提供:goal.com

2019年1月5日(土)22:00

mixiチェック
LINEで送る
戻る
© livedoor