バルセロナに所属するクロアチア代表MFイバン・ラキティッチ(32)に対して、セビージャ復帰の可能性があるという。スペイン『マルカ』が報じた。
2021年6月にバルセロナとの契約が失効するラキティッチ。2014年夏にセビージャから加入して以来、中盤の主軸として、公式戦299試合34得点41アシストを誇り、数々のタイトルにも寄与してきたが、今季はオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの加入もあり、序列を落としている。
そうした状況を受けて、アトレティコ・マドリーやインテル、ユベントスなどの関心が取り沙汰され続けるラキティッチだが、セビージャ復帰を夢見ている模様。セビージャは今季を最後に元アルゼンチン代表MFエベル・バネガの退団が決定済みで、今夏にその中盤の強化を目指すという。
そのセビージャはラキティッチ復帰を望み、再獲得に動く場合、バルセロナからの要求額や選手の年俸面などの問題に直面することが予想されるが、選手自身もキャリア晩年の数年を古巣エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンで過ごしたい意向を示しているとのことだ。
なお、セビージャは今夏、2人の中盤獲得を目指しており、ラキティッチだけでなく、レバンテでプレーするスペイン人MFホセ・カンパーニャ(26)の連れ戻しも画策している様子。以前からバルセロナにもラキティッチの売却に向けた動きが噂されているが、セビージャ復帰は実現なるか。