久保建英が所属するマジョルカが、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で中断している中、ファンを楽しませる施策を試みた。
それは、在宅でも大いに楽しめるeSsportsのイベント。『TORNEO eFOOTBALL PES MALLORCA』の開催だった。
ヨーロッパの呼び方に馴染みのない方もいるかもしれないが、この大会は『ウイニングイレブン』を使ったオンライン大会。マジョルカはKONA
MIのパートナークラブであり、外出制限がかかる中で、在宅でもファンが興奮を味わえる大会を実施した。
マジョルカは、当初60名程度の募集をかけたところ、募集開始後約2時間で参加枠が埋まる事態に。枠を広げて追加で募集をかけたところ、それも約1時間で埋まるという人気ぶりを見せた。
結果、158名の参加者が集まることになり、まず60名で予備戦を実施。その勝者30名と98名でラウンド128からトーナメントで大会を実施。予備戦は12日から行われ、13日に1回戦、14日に2回戦、15日に3回戦、16日にラウンド16が開催。17日に準々決勝から決勝が行われ、19日にグランドファイナルが行われた。
グランドファイナルは、マジョルカの現役選手との対戦となり、選手たちも別途グランドファイナル進出者を決めることに。最終的にはクラブの精神的支柱でもあるベテランMFサルバ・セビージャが勝ち抜くこととなった。
一般の部ではマルリート氏が優勝。見事セビージャとのグランドファイナルへ進出。そのグランドファイナルでは、猛者たちを下してきたマルリートさんが優勢に試合を進めると、1-2出迎えた28分には、華麗なパス回しから久保建英が鮮やかゴール。さらに久保はチームの5点目もドリブルからのチップキックで決め、結局マルリートさんが3-5でサルバ・セビージャを下していた。
マルリートさんは、選手との対戦以外にも、ファーストチーム全員が署名したマヨルカのユニフォーム、そして『ウイニングイレブン』のMyClubで使える1,050コインが賞品として渡された。
今大会では、久保のゴールも大量に生まれ、ミドルシュート、ループシュート、直接フリーキックなど、見どころ満載。 クチョ・エルナンデスと イドリス・ババの現役選手同士の対戦でも、久保のゴールに歓喜する姿が確認できる。マジョルカの公式YouTubeやツイッター(@RCD_Mallorca)でゴールシーンなどが確認できるので、チェックしてみてはいかがだろうか。