アーセナルなどで活躍し、今年現役を引退した元スイス代表DFフィリップ・センデロスが、チャンピオンズリーグ(CL)で自らの憧れのチームであるレアル・マドリーと対戦した際の様子を振り返った。
スイス生まれながら、スペイン人の父とセルビア人の母を持つセンデロスは、スイスでプロデビューした後、2003年からアーセナルに加入し、ミランへのレンタルを挟みながら2010年まで7シーズンを過ごした。
アーセナルなどで活躍し、今年現役を引退した元スイス代表DFフィリップ・センデロスが、チャンピオンズリーグ(CL)で自らの憧れのチームであるレアル・マドリーと対戦した際の様子を振り返った。
スイス生まれながら、スペイン人の父とセルビア人の母を持つセンデロスは、スイスでプロデビューした後、2003年からアーセナルに加入し、ミランへのレンタルを挟みながら2010年まで7シーズンを過ごした。
センデロスはアーセナルの公式ポッドキャスト『イン・ロックダウン・ポッドキャスト』に出演。その中で、2006年のCLでのマドリーとの対決を振り返り、緊張しすぎて試合前に嘔吐していたことを明かした。
「私の父はスペイン人で、マドリッドの近く出身だからレアル・マドリーの大ファンだったんだ。だから私も子どもの頃からマドリーは素晴らしいチームだと思っていたし、いつかプレーできたら良いなと思うチームだった」
「あの試合、ベルナベウでのあの日が私が生きてきた中で一番緊張した日だった。キックオフの直前、ピッチで吐いたのを覚えているよ。私の夢が叶ったときだったからね。でも(ベルナベウの)あの雰囲気とあの状況はとても怖かったよ」
ガチガチに緊張していたセンデロスとは裏腹にFWティエリ・アンリの個人技が光る素晴らしいゴールで先制し、1-0で勝利したアーセナル。センデロスにとってこの試合が最も緊張した日であるとともに、キャリアを通して最高の記憶でもあると話した。
「あのマドリーとのアウェーでの試合とアンリの素晴らしいゴール。あの試合は私にとってアーセナルでのキャリアで最高の思い出の1つだし、ピッチの上で経験した中でも最高の思い出でもある」
「アーセナルの一員として、ベルナベウでマドリーと対戦することが子どもの時の夢だったんだ。私の人生でやってみたいことだったし、それが実際に自分に起こっていたんだ。だからフットボールのピッチの上で最高の思い出の1つだよ」