日本代表にはあまりいない二重国籍選手。しかし、世界に目を向ければ、多くの選手が二重国籍であり、代表クラスの選手ともなれば、その決断を迫られる時がやってくる。
世代別の代表チームからA代表になる際にその決断の瞬間は訪れるが、中には世代別代表から変わらずに代表活動を続ける選手も多い。
今回は、コートジボワール代表だったかもしれない選手たちをピックアップ。“裏”コートジボワール代表として、2つ目の国籍としてコートジボワールを持ち、別の国の代表チームで活動する選手たちを並べたところ、そうそうたるメンバーが揃った。
従来のコートジボワール代表には、アーセナルのFWニコラ・ぺぺやクリスタル・パレスのFWウィルフリード・ザハ、マンチェスター・ユナイテッドのDFエリック・バイリー、トッテナムのDFセルジュ・オーリエ、ミランのMFフランク・ケシエらが招集されている。
一方で、コートジボワール代表だったかもしれない選手にはブンデスリーガで主力を務める選手も多く、バイエルンのドイツ代表MFセルジュ・ニャブリやレバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ターらがいる。また、市場価値順で選択しても、若い選手が多く並ぶ印象だ。
◆“裏”コートジボワール代表
GK
アーブ・コフィ(23/ベレネンセス/ブルキナファソ)
DF
ヨナタン・ター(24/レバークーゼン/ドイツ)
ナタン・アケ(25/ボーンマス/オランダ)
ダン=アレックス・ザガドゥ(20/ドルトムント/フランス)
MF
セルジュ・ニャブリ(24/バイエルン/ドイツ)
ティエムエ・バカヨコ(25/モナコ/フランス)
タンギ・クアシ(17/パリ・サンジェルマン/フランス)
イヴ・ビスマ(23/ブライトン&ホーヴ・アルビオン/マリ)
ジョナタン・バンバ(24/リール/フランス)
FW
モイゼ・ケアン(20/エバートン/イタリア)
セバスティアン・アラー(25/ウェストハム/フランス)