指揮官に新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応が出たストーク・シティの一件が、マンチェスター・ユナイテッドにも小さくない影響を与えたようだ。『ESPN』が伝えている。
チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するストークは9日午後、マイケル・オニール監督(50)にコロナウイルスの陽性反応が出たことを発表した。
そして、この一件がプレミアリーグ再開に向けて調整を続けるユナイテッドにも影響を与えたようだ。
『ESPN』が伝えるところによれば、今月19日にトッテナムとのリーグ再開初戦を控えるユナイテッドは、9日にキャリントンのトレーニング施設内でストークとの練習試合をセッティング。
ストークの選手たちは幾つかのグループに分かれ、キャリントンに到着したものの、キックオフ前にオニール監督の陽性反応が確認されたことを受け、試合を行わずにそのまま帰途についた。
また、ユナイテッド関係者からの情報によると、ストークの選手たちは試合前にユナイテッドのアカデミーが使用するグラウンドでウォームアップなどを行っており、トップチームのグラウンドで調整していたユナイテッドの選手たちとの接触はなかったようだ。
なお、急きょ練習試合がキャンセルとなった中、ユナイテッドは紅白戦に切り替えて試合勘を養ったという。
今回、思わぬ形で実戦での調整機会を失ったユナイテッドは、今後WBAとの練習試合を戦った後、トッテナム戦に臨む予定だ。