サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回は元フランス代表FWジェレミー・メネーズがパリ・サンジェルマン(PSG)時代に決めたゴールだ。
モナコで頭角を現したメネーズは、ローマでの活躍後、2014年にフリートランスファーでミランに移籍するまでの3年間PSGでプレー。公式戦110試合に出場し、19ゴール37アシストを記録していた。
中でも、2013年4月6日に行われたリーグ・アン第31節のスタッド・レンヌ戦では見事なゴールを決めている。
スコアレスで迎えた56分、自陣内でボールを受けたメネーズはドリブルを開始。相手の守備体形が整いきっていないとみるや、前線へとボールを運ぶ。持ち前のスピードでマーカーを振り切ると、囲んできた相手DF3人の間を一気に抜ける。ヘルプに来たDFもギリギリのところでかわすと、ボックス内に侵入し、最後は冷静に相手GKの逆を突いた。
ミラン退団以降、ボルドー、アンタルヤスポルなどでプレーしたメネーズは、今シーズンはパリFCでプレー。リーグ戦17試合に出場し、4ゴール4アシストの活躍を見せたが、契約満了で退団し、23日にセリエCのレッジーナ加入が決まっている。