マンチェスター・ユナイテッドのDFハリー・マグワイアが、サウサンプトン戦の失点場面で味方をマークするという珍プレーを披露した。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。
ユナイテッドは13日に本拠地で行われたプレミアリーグ第35節のサウサンプトンを2-2のドローで終えた。
一時逆転したものの、認められている3度の選手交代を行った後に途中出場のDFブランドン・ウィリアムズが相手との交錯でプレーに戻れず、10人の戦いを強いられると、後半アディショナルに左CKの場面でFWマイケル・オバフェミに同点ゴールを許し、痛恨の勝ち点逸となった。
失点場面ではMFジェームズ・ウォード=プラウズの正確なキック、ニアでわずかにすらしたDFヤン・ベドナレクの好反応、DFビクトル・リンデロフのマークを振り切ったオバフェミの機転が光ったが、ゴール前で防波堤の役割が期待されたマグワイアの不思議な対応が脚光を浴びることに。
当該シーンでゴール前にポジションを取っていたマグワイアは、ウォード=プラウズがボールを入れた際、相手DFジャック・スティーブンスのニアへの動きに対応しようとしたが、なぜか同選手のマークに当たっていた味方DFアーロン・ワン=ビサカを後ろから抱え込む、謎の動きを見せた。そして、自身の頭上を越えたボールをオバフェミに押し込まれることになった。
仮に、マグワイアが謎対応を行わず、当初の持ち場でジャンプしてボールに触れたかは微妙なところだが、前述のように数的不利を背負った中での味方を抱え込む謎の対応は批判を浴びてもしょうがないかもしれない…。
2020年7月14日(火)19:28