来月8日にチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16のナポリ戦を控えるバルセロナだが、少々緊急事態となっているようだ。
8月7日から再開されるCL。同23日に予定されている決勝戦に向けて異例の短期集中開催となることが先月決定した。
◆CL ラウンド16 1stレグ ナポリ1 vs 1 バルセロナ【ハイライト】
バルセロナは8日に行われる決勝トーナメント1回戦2ndレグのナポリ戦からリスタート。ラ・リーガは無念の2位となり、残る唯一のタイトルとして5シーズンぶりの優勝を目指し調整を続けているが、このナポリ戦はMFセルヒオ・ブスケッツとMFアルトゥーロ・ビダルが出場停止。加えてDFサミュエル・ユムティティやDFクレマン・ラングレ、FWウスマーヌ・デンベレにFWアントワーヌ・グリーズマンら主力が負傷離脱中で、ラングレとグリーズマン、デンベレの3人は間に合うと予想されているが、万全の状態は見込めない。
さらにはブラジルへ帰国中のMFアルトゥールが、今夏のユベントス移籍を巡るクラブとのいざこざから合流を拒否しており、現状でトップチームには14選手しか残っていないという。
そこでキケ・セティエン監督はリザーブチームからDFホルヘ・クエンカ、DFオスカル・ミンゲサ、MFハンドロ・オレジャナ、MFモンチュ、FWコンラッド・デ・ラ・フエンテをトレーニングに招集。ホルヘ・クエンカを除く4選手はトップチームでの出場はないものの、ナポリ戦でベンチ入りする可能性が高いとのことだ。
なお、2月25日に行われた1stレグではアウェイで1-1のドローで終えている。