★八戸、DF河津良一が28歳で現役引退「数え切れないほどのご縁は生涯の財産」
ヴァンラーレ八戸は1日、DF河津良一(28)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
河津は大阪府出身で、作陽高校から専修大学を経て2015年にジェフユナイテッド市原・千葉に加入しプロの道を歩んだ。
ヴァンラーレ八戸は1日、DF河津良一(28)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
河津は大阪府出身で、作陽高校から専修大学を経て2015年にジェフユナイテッド市原・千葉に加入しプロの道を歩んだ。
試合に出場しないまま同年8月に当時JFLのアスルクラロ沼津へと期限付き移籍すると、2016年には完全移籍。2018年にはグルージャ盛岡(現いわてグルージャ盛岡)に移籍。2019年から八戸でプレーしていた。
八戸では明治安田生命J3リーグでここまで23試合に出場し1得点。今シーズンはキャリアハイとなるリーグ戦15試合に出場しているが、現役引退を決めた。
河津はクラブを通じてコメントしている。
「今シーズン限りで現役を引退することに決断しました。10月21日に負傷してご心配をおかけした全ての皆様、そしてカターレ富山の関係者の皆様、選手、スタッフの皆様に僕自身100パーセント前を向いてることをこの場をお借りしてお伝えさせて頂きたいです」
「5歳からサッカーを始めて23年間。プロになって6年間。大学サッカーを終えた自分にプロサッカー選手としてのオファーはありませんでした」
「この世界でプレーするチャンスを頂いたジェフユナイテッド市原・千葉を初め、アスルクラロ沼津、グルージャ盛岡、ヴァンラーレ八戸の4クラブでプレーさせて頂きました」
「振り返ると沢山の人の顔が浮かんできます。サッカーを通して多くの人と出逢い、繋がり、支えられ、助けられながら選手としてプレーすることが出来ました。自分自身に関わってくれた全ての人に心から感謝しています。ボール一つで繋がった数え切れないほどのご縁は生涯の財産です」
「どんな状況でも自分を信じて諦めず前進し続ければ物事が好転する。そう思える瞬間が何度もありました。酸いも甘いも多くの経験をする中で、起こる出来事全てに意味があったと感じます。サッカーで培った力は今後の人生で必ず活きてくると確信しています」
「皆さんから頂いた恩は次のステージで更に活躍した姿を見せることでお返ししたいと思います」
「いつの日かサッカー界に、社会に貢献できる人間になれるようにこれからも走り続けます」
「今シーズン残り4試合。最後まで全力で戦うチームのご声援を宜しくお願い致します。またピッチで会いましょう!」
2020年12月1日(火)18:27