ビジャレアルは6日、ラ・リーガ12節でエルチェをホームに迎え、0-0で引き分けた。
ビジャレアルのMF久保建英は後半開始から中盤の右サイドで途中出場し、攻撃を活性化させたものの、6人が最終ラインを固めるエルチェの守備をこじ開けられず、0-0のゴールレスドローに終わった。
◆久保建英は後半から出場、ビジャレアルvsエルチェ
それでも、チームの攻撃を改善させた久保に対し、スペイン紙は高評価をつけた。
『アス』は、DFラウール・アルビオル、DFパウ・トーレス、FWジェラール・モレノの3選手に並ぶ2点の評価を与え(3点満点)、「エンジン全開で試合に入り、チームに酸素を供給した。右サイドを駆け上がった後にPKを要求し、この試合最大の決定機となったゴール下隅を突くシュートは、エドガル・バディアのセーブに遭った」と評価した。
また、『マルカ』ではMFマヌエル・トリゲロスとモレノと久保の3人だけがチーム最高の2点評価を受けた一方、久保と交代でベンチに下がったFWサムエル・チュクウェゼは唯一の0点という厳しい評価だった。
試合全体については、「前半を守られ、エメリは久保とパコ・アルカセルの投入で状況を変えようとした。彼らはより速いスピードでプレーし、その意味では成功したが、最後の数メートルで明確性を欠いた」としている。
これでビジャレアルはリーグ戦3試合連続でドロー。勝ちきれない試合が続いているものの、公式戦14試合無敗を継続中だ。次節は10日に行われるヨーロッパリーグ(EL)、グループステージ第6節のカラバフ戦となる。
ELでは久保の先発出場が予想されるだけに、いい流れを継続したいところだ。