ストレスフルなこの社会。観るだけでスカッとするようなゴールで気分を晴らすのもアリなのでは。今回の企画では、朝の通勤時間などにオススメの爽快なゴールを映像付きでご紹介していきます。
2020年12月11日にご紹介するのは、今から2年前にバルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが決めたゴールです。
◆デンベレの本来の輝き!電光石火のスピードドリブル!
◆ここがスカッと!
相手のバックパスに猛然とチャージをかけ、そのままボールを奪うと、ボールを奪った相手を抜き去り、カバーに来たDFもフェイントで躱してゴール。単騎突破という言葉がふさわしい爽快なゴールです。
◆電光石火のスピード
2017年夏に推定移籍金1億500万ユーロ(約124億5000万円)でドルトムントからバルセロナに加入したデンベレ。しかし、度重なる故障による離脱が続き、中々本領発揮とはなっていません。それでも、ピッチに立った時には、随所でその潜在能力の高さを示しています。
2018年12月11日に行われたトッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節、すでに決勝トーナメント進出を決めていたバルセロナでしたが、デンベレのゴールがカンプ・ノウのサポーターを大いに沸かすこととなります。
前半7分、バルセロナ陣内でボールをキープしようとしていたトッテナムのMFムサ・シソコがヘディングでDFカイル・ウォーカー=ピータースにバックパス。ウォーカー=ピータースのトラップがやや大きくなったところを、デンベレが一気に詰め寄り、ボールを奪い去ります。
カウンターのチャンスを得たデンベレは、持ち前のスピードでグングン前へ進むと、一瞬の加速でウォーカー=ピータースを抜き去り、カバーに来たMFハリー・ウィンクスのスライディングも冷静にかわすと、最後は左足でゴールネットを揺らしました。