イタリア代表やセリエAで活躍した錚々たる面々が、指導者ライセンス取得に動いているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響を受け、指導者ライセンスの取得に関してもオンラインでの授業が取り入れられている状況。UEFAのAライセンス取得に向けて、多くの元選手たちがオンラインのコースに参加した。
今回の受講者には、ユベントスのレジェンドであるアレッサンドロ・デル・ピエロ氏やローマのレジェンドであるダニエレ・デ・ロッシ氏、さらにはイタリア代表でも活躍したクリスティアン・ヴィエリ氏ら錚々たるメンバーが参加したとのことだ。
その他にも、近年引退したばかりのイグナツィオ・アバーテ氏やフェデリコ・バルザレッティ氏、リッカルド・モントリーボ氏なども参加。また、アレッサンドロ・マトリ氏やジャンパオロ・パッツィーニ氏、ダビド・ピサーロ氏なども出席していたようだ。
このUEFA Aライセンスは合計で210時間の授業を受ける必要があるとのこと。最終的には試験を受けて合格しなければならない。
なお、ライセンスが取得できた場合は、セリエCまでの全てのユースチームや女子チーム、男子チームで監督が務められるとのこと。また、セリエA、セリエBではアシスタントコーチとしては登録が可能になるようだ。
最近までピッチでプレーしていた元選手たち。指導者としてピッチサイドに立つ姿を見る日は、そう遠くなさそうだ。
◆UEFA Aライセンス受講者
イグナツィオ・アバーテ
フェデリコ・バルザレッティ
ジャンルカ・クルチ
アレッサンドロ・デル・ピエロ
ダニエレ・デ・ロッシ
ダニエレ・ガスタルデッロ
マッシモ・マッカローネ
アレッサンドロ・マトリ
リッカルド・モントリーボ
マルセロ・オテロ
ジャンパオロ・パッツィーニ
ダビド・ピサーロ
ステファノ・トリージ
クリスティアン・ヴィエリ