ミランは20日、セリエA第13節でサッスオーロとアウェイで対戦。復帰間近だった元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが再離脱となり、大黒柱を引き続き欠く中、最前線にはU-21ポルトガル代表FWラファエウ・レオンが入った。
すると、キックオフでボールを受けたトルコ代表MFハカン・チャルハノールがドリブルで持ち上がってパスを送ると、左サイドから走り込んだレオンがパスを受けボックスへ侵入。冷静にシュートを流し込んだ。
◆キックオフから6秒ゴール!お見逃しなく
イギリス『サン』によると、このゴールの公式記録は試合開始6.2秒でのゴールとなり、2001年に当時ピアチェンツァのパオロ・ポッジによって記録された8.9秒のセリエA記録を更新したという。
また、プレミアリーグでは、2019年4月にサウサンプトンのシェーン・ロングが7.69秒という記録を作っている。
さらに、イギリス『Squawka』によると、2008年1月に当時レアル・バジャドリーのホセバ・ジョレンテが記録した7.3秒という、ラ・リーガでの最速ゴールも抜き、ヨーロッパ5大リーグでも史上最速ゴールになったとのことだ。
試合は、この電光石火のゴールで先制したミランが2-1で逃げ切り。3試合ぶりの勝利でリーグ首位を死守している。
◆5大リーグ史上最速ゴール
ラファエウ・レオン/6.2秒(セリエA)
ホセバ・ジョレンテ/7.3秒(ラ・リーガ)
シェーン・ロング/7.69秒(プレミアリーグ)
ミシェル・リオ/7.9秒(リーグ・アン)
カリム・ベララビ/9秒(ブンデスリーガ)