MF奥川雅也が在籍するレッドブル・ザルツブルクは22日、FWセク・コイタとMFモハメド・カマラのマリ代表2選手が先日のドーピング検査で陽性判定が出たことを明らかにした。
ザルツブルクの発表によると、コイタ(写真左)とカマラ(写真右)の両選手は先月22日に欧州サッカー連盟(UEFA)が実施したドーピング検査において陽性判定が出たという。
MF奥川雅也が在籍するレッドブル・ザルツブルクは22日、FWセク・コイタとMFモハメド・カマラのマリ代表2選手が先日のドーピング検査で陽性判定が出たことを明らかにした。
ザルツブルクの発表によると、コイタ(写真左)とカマラ(写真右)の両選手は先月22日に欧州サッカー連盟(UEFA)が実施したドーピング検査において陽性判定が出たという。
検出された禁止物質の詳細は明かされていないが、先月のインターナショナルマッチウィークでマリ代表に招集された際、標高1700メートルの高地で開催されたナミビア代表とのアウェイゲームを前に代表チームのメディカルスタッフによって投与された高山病予防の薬に含まれていた成分である可能性が高いという。
そのため、ザルツブルクのゼネラル・マネージャーを務めるステファン・ライター氏はクラブ公式サイトの声明を通じて、マリ代表のメディカルチームへの怒りを口にしている。
「我々のプレーヤーが代表チームに招集されることを非常に誇りに思っている。だが、インターナショナルマッチを戦うことにおいて、その医療行為が国際基準に準拠し、ルールを熟知した医師によって行われなければならない」
また、現時点で両選手に出場停止などの明確な処分は科されていないが、ザルツブルクは「マリで起こった出来事に関する完全な解明」のため、UEFAと責任当局と協力していくとしている。