★J3王者の秋田、八戸から國分将を獲得 「推進力あるプレーやハードワークでチームに貢献」
©︎J.LEAGUE
ブラウブリッツ秋田は26日、ヴァンラーレ八戸に所属するMF國分将(25)の完全移籍加入を発表した。
國分は2018年に近畿大学から八戸に入団。
ブラウブリッツ秋田は26日、ヴァンラーレ八戸に所属するMF國分将(25)の完全移籍加入を発表した。
國分は2018年に近畿大学から八戸に入団。今季は明治安田生命J3リーグ31試合1得点を記録した。
J3王者の秋田に活躍の場を移す國分はクラブを通じて次のようにコメントしている。
◆ブラウブリッツ秋田
「はじめまして! ヴァンラーレ八戸から加入することになりました國分将です。今年圧倒的な強さでJ3を優勝し、来年J2の舞台に挑戦するこのブラウブリッツ秋田に加入することができ、とても嬉しく思っています。吉田監督が率いるチームと初めて対戦した時に、受けた衝撃を今でも鮮明に覚えています。自分の武器である、推進力あるプレーやハードワークでチームに貢献していきたいと思っています! よろしくお願いします!皆さんに会えることをすごく楽しみにしています!」
◆ヴァンラーレ八戸
「2020年シーズンをもって、八戸を離れる決断をしました。大学卒業後に進路がない僕をヴァンラーレ八戸がチームに受け入れてくれました。そこから3年が経ちました。葛野監督、大石監督、中口監督をはじめとするスタッフやチームメイト、ファン、サポーターの皆さんに育ててもらいました。1年目のJFL時代には試合中、試合後によく泣いていた僕でしたが、3年目である今年にはキャプテンマークをつけさせてもらうまでに成長することができました。ですが、今年1年納得のいく結果が出せませんでした。その中で様々なお話を頂きましたが、その状況で個人として他のチームに行っていいのかと、よく考えました」
「僕には、サッカー選手として生きていくと決めた時に立てた絶対に叶えたい目標があります。JFLから始まった僕にとってはJ2の環境でサッカーができるということは、その目標に近づくことでもあります。ヴァンラーレ八戸はもちろん、八戸という街は本当に居心地が良いところです。居心地が良いからこそ、気持ちが弱い僕は目標を叶える為にも、決断しました。より厳しい世界に身を置き、より一層自分を律していかなくてはいけない世界にいくことを」
「僕のこの決断が正しかったのか、間違っていたのかはまだわかりません。ですが下したこの決断を正解にする努力をし続けていきます! そして必ず正解にします! 『ゴーゴーゴーゴーゴーゴーマーシー!』。今年あまり聞くことができなかったのが心残りです。八戸のサポーターの皆さんの温かさは忘れません。この歌を背に今後も戦っていきます! ヴァンラーレ八戸でプレーできなければ、今の僕はありませんでした。感謝しかありません。最後になりますが、選手としても人としても、もっともっと大きくなって八戸に夢を与えられるように頑張ってきます! 3年間本当にありがとうございました!」
2020年12月26日(土)11:40