柏レイソルが獲得に動いているとされていたパウメイラスに所属するDFエメルソン・サントス(25)だが、交渉が進展したようだ。『ESPN』が報じた。
柏との交渉が進んでいるとされていたエメルソン・サントスだが、その交渉は大詰めを迎えているとのこと。選手の保有権の70%を柏が獲得することで合意するようだ。
なお、移籍金は150万ドル(約1億6000万円)となり、契約期間は3年間になるとのことだ。
柏には、クリスティアーノ、ヒシャルジソン、マテウス・サヴィオ、ドッジ、アンジェロッティとすでに5人のブラジル人選手がおり、エメルソン・サントスが加われば6人目。さらに、本田圭佑と同僚だったボタフォゴのFWペドロ・ラウールやアトレチコ・パラナエンセのMFニコンなども獲得の噂が挙がっていた。
元々はコパ・ド・ブラジルの決勝を待ってとされていたが、パウメイラスはグレミオとの決勝で2戦合計3-0で勝利。見事に優勝を果たしていた。
エメルソン・サントスは、センターバックを主戦場に右サイドバックでもプレー可能なディフェンダー。本田圭佑も所属していたボタフォゴの下部組織で育つと、2015年4月にファーストチームへ昇格する。
2018年1月にパウメイラスへと完全移籍すると、インテルナシオナウへのレンタル移籍を経て、2019年12月に復帰していた。
今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで12試合に出場し1ゴールを記録。クラブ・ワールドカップのメンバーには選ばれていたが、出場機会はなかった。なお、セリエAでは通算62試合に出場し2ゴール1アシストを記録している。