サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回は、サンテチェンヌのチュニジア代表FWワービ・ハズリが決めたゴールだ。
フランスのバスティアでプロキャリアをスタートさせたハズリは、ボルドーやサンダーランド、スタッド・レンヌでのプレーを経て、2018年夏にサンテチェンヌに加入。エースとして活躍している。
フランス生まれながらルーツを持つチュニジア代表を選択し、背番号「10」を背負っているハズリだが、2021年3月13日に行われたリーグ・アン第29節のアンジェ戦では、豪快なゴールを決めている。
0-0で迎えた52分、相手陣内右サイドから、ドリブルで中央にボールを運んだFWシャルレス・ナタン・アビが左サイドのハズリにパスを送る。このボールをボックス左角の手前で受けたハズリは、素早くシュート体勢に入り、豪快なミドルシュート。強烈なシュートはネットに突き刺さり、見事な先制ゴールとなった。
このゴールが決勝点となり、サンテチェンヌが1-0で勝利している。