★主力温存で8発快勝のベルギー、マルティネス監督は選手を評価「本当に優秀な選手がたくさんいる」
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ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督がベラルーシ代表戦を振り返った。ベルギー『RTL』が伝えた。
ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督がベラルーシ代表戦を振り返った。ベルギー『RTL』が伝えた。
カタール・ワールドカップ欧州予選 グループEに入っているベルギー。初戦のウェールズ代表戦は3-1で白星発進となったが、続く第2節はチェコ代表相手に1-1のドローとなっていた。
そのベルギーはホームにベラルーシを迎えると、14分にミッチー・バチュアイのゴールで先制。17分にはハンス・ヴァナケンのゴールで加点すると、その後はゴールラッシュ。ロメル・ルカクやドリエス・メルテンスらを温存したまま8-0で快勝を収めた。
試合後マルティネス監督は、「赤い悪魔(ベルギー代表の愛称)であるとき、それに伴う責任を示さなければならない」と語り、「チームはスタートから良いテンポで初め、本当にとても良かった」と選手たちのパフォーマンスを称賛した。
また、メンバーを入れ替えての大勝に選手たちのハングリー精神があったと語り、クオリティの高いパフォーマンスを見せた選手たちを評価した。
「我々はそれに取り組んでいる。このチームには本当に優秀な選手がたくさんいて、トレーニングでもそれを見ることができる」
「このグループで誰もが共有しているクオリティを見ることができる。全ての選手は他の選手のために働く。クリーンシートで、このチームワークを示すことが重要だった」
今夏にはユーロ2020が控えているが、そのメンバーについては「我々は108人の選手を追っている。コロナウイルスのパンデミックやケガを考えて、リストを拡大する必要があった」と多くの候補者がいるとコメントした。
それでも「ユーロよりも長期的に取り組んでいる。カタール・ワールドカップはすぐにやってくる。我々はすでに全てに対して準備する必要がある。その間にはネーションズリーグもあることを忘れてはいけない」と語り、ユーロ、W杯、ネーションズリーグの3つが存在することを指摘。「この3つの大会に取り組んでいかなければならないので、ユーロの候補を探すだけでなく、もっと先のことを考えている」とし、目の前のユーロ2020の先にあることも考えてメンバーを選んでいると語った。
2021年3月31日(水)12:03